テレビなどでも有名になった小顔やほうれい線の改善のための美顔器、フェイシャルフィットネス パオ(PAO)ですが
どのように使えば良いのか、どういう効果があるのか、使って見た人の口コミや評判は、そしてマウスピースについて解説します。
フェイシャルフィットネス パオ(PAO)の使い方は?
フェイシャルフィットネス パオ(PAO)は早稲田大学の感性工学チームが、PAO運動が効率的に顔の筋肉を鍛えることが出来ると証明しています。
口にくわえて1回30秒間振るだけの口元集中トレーニングびよって、普段使わない口元の筋肉をパオを使って鍛えることで、口の周りの筋肉をきゅっと引き締めることになります。
またパオ運動をすることでしわの形成を押さえながら顔の筋肉を鍛えることが可能になります。
パオ(PAO)の使い方
始める時の姿勢やウォームアップ、クールダウン
パオ(PAO)は立っても座ってもトレーニングをすることが出来ます。
注意するのは正しい姿勢で行わないと首や腰に負荷がかかってしまうことがあります。またいきなり運動を行うと同じく首や腰に負荷がかかってしまいます。
まず、トレーニングをする時の姿勢は
・立ってやる場合
-身体の力を抜いて正面を向き、真っ直ぐ背筋を伸ばします。
-足は肩幅くらいに開きます。
-横から見て身体が一直線に真っ直ぐに並んでいるようにします。
(腰や首をまげない)
・座ってやる場合
-椅子には浅く腰掛け、身体の力を抜いて背筋を真っ直ぐに伸ばします。
-足はしっかり地面につける
-横から見て頭から背中、腰まで一直線になるようにします
(背中を丸めたり、首を曲げたりしない)
・ウォームアップ
-首を軽く左右に動かします(ゆっくりと3回)
-首(顔)を上下に動かします(ゆっくり3回)
・クールダウン
パオ(PAO)運動後はクールダウンを行って筋肉を休めます。
-鍛えたほほの筋肉に沿って下から上へ指の腹で軽くほぐします。
(マッサージクリームを合わせて使うと効果的です)
パオ(PAO)を使う前後にウォームアップとクールダウンを行いましょう
ウォームアップ&クールダウンビデオ
パオ(PAO)を上手に安全に使う
・パオ(PAO)のくわえ方
-パオ(PAO)は唇を突き出す力とマウスピースを吸い込む力のバランスをとって本体を支えて使用します。
-くわえる時にはあごをしっかり開いて口を大きく開けます。
-マウスピースになるべく歯が当たらないように唇だけでマウスピースをくわえます。
-口の形を「お」の形にして唇を突き出します。
-唇を突き出したままマウスを吸い込みバランスをとることでマウスピースをホールドします。
-ポイントとしては吸い込む力で、ほほが凹んでいるかどうかチェックします。またこの時に唇とマウスピースの間に隙間がないように注意します。
-マウスピースを強く歯で噛まないようにしましょう。
-唇が歯の下に入り込まないように注意します。
パオ(PAO)が振動している時に強い力で唇を歯で噛んでしまう可能性があります。
-最初に5秒ほど軽くパオ(PAO)を振ってみて、口の中に違和感が無いか確かめます。
-口の中に違和感がある場合はマウスピースの手前の部分に軽く歯を添えて振ってみます。
-パオ(PAO)のウイングの両端に付いているバランスウエイトをタイミング良く振動させるようにします。
-慣れないうちは鏡の前で自分の姿勢を見ながら行います。
-首を大きく振らないように注意します。
-最初は10cmくらいの振り幅で10秒程度振ってみます。
-慣れなくて上手く振れない時には、膝をそっと小刻みに 上下に曲げ伸ばしてみます。
-この時首を大きく振らないように注意します
(首を使ってパオ(PAO)を振らない)
-またついつい首(あご)を前に付きだし気味になりますから、気を付けます。
首を使ったり、不自然な姿勢をとると首に負荷がかかり良くありません。
-振り方に慣れてきたところで所定の30秒間パオ(PAO)を振ってみます。
パオ(PAO)の振り方
フェイシャルフィットネス パオ(PAO)の効果は?
パオ(PAO)は付いているウイングとウエイト(おもり)の小気味の良い振動によって、口の周りの筋肉を鍛えることで
ほほのたるみ(ほうれい線)を改善し、ほほを引き締めることで小顔効果を目指すものです。
1回30秒、1日に2回パオ(PAO)の運動を行うことで効果が期待出来ます。
ほほのたるみ(ほうれい線)は口の周りの筋肉の退化が原因
そもそも年齢と共にほうれい線が出てくるのは、お肌が老化によって弾力がなくなるのも原因ですが、口の周りの筋肉が弱くなって退化していくことも原因です。
どうしても、年齢と共に、顔の筋肉を動かさなくなります。
子供の表情を見ていると実に様々に表情を変化させていますよね。
社会人になったばかりのころには、先輩や上司に合わせて愛想笑いをしてみたり、話を聞いている振りをして深刻な表情をわざと作ってみたりしています。
でも、歳を取り、自分が指導的立場にたったり、仕事や様々な事になれてくるとどうしても、いちいち反応するのがおっくうになって次第に顔の表情の変化が乏しくなってきます。
自分では気が付かないですが、結構普段、能面のような仏頂面している時間が多くなっているはずです。
それでもって、動かさない筋肉は退化してきます。
筋肉は使わなければやせ細って、力が弱くなり、それでなくてもたるんできているほほの肉を支え切れずに、垂れ下がってきてしまうと言うことになり
次第にほうれい線のしわも深くなっていきます。
また、ほうれい線ばかりでなく
ニコッと笑った時のフェイスラインも上がりきらずに、イマイチ引き締まっていない
口角も上がらないので、笑っているのに口がへの字のように見えてしまう事になります。
ほうれい線やフェイスラインのたるみ
漫画を書く時に、簡単に老人を表現する方法があります。
それは、ほうれい線を書くことです。同じ顔の絵なのにほうれい線を書くだけで老人に見えてしまいます。
40代を超えた頃に久々に友達と顔を合わせた時に、1番相手が老けて見えるのはやはり、ほうれい線や、口角、フェイスラインです。
どうしても40歳を過ぎた当たりから口の周りの筋肉が急激に衰えてきてほうれい線などが目立ってきます。
前にも述べたとおり、年齢と共に、顔の表情を動かさなくなってくるという点で
特に日本人の場合は、あまり感情を顔に表さない文化というのも大きく影響していると思います。
しかも顔の表情を色々変えたりという場面も少ないです。
ある医学的研究では日本人は顔の筋肉の70%を使っていないという分析結果もあります。
ですから、40歳を超えた人は意識的にほほの筋肉を鍛えた方が、絶対、見た目が若々しく見えるはずです。
因みに、筋肉自体は何歳になっても鍛えることが可能です。
パオ(PAO)で鍛えた人ビフォアアフターの例
ほほの筋力に合わせて負荷を変えられる
パオ(PAO)には3種類のバランスウエイトが付属していますから、ほほの筋力の状態に合わせて、負荷を変更することが出来ます。
パオ(PAO)は効率的に無理なく表情筋を鍛えられる
ほほの筋肉(表情筋)を鍛える為に「あいうべ体操」のように口を動かしたり表情を変えたりする顔筋体操などもありますが
表情筋は小さな筋肉で、負荷をかけてトレーニングする事が難しい筋肉です。
また闇雲に顔の表情を強引に動かしていると偏った筋肉の鍛え方になったり、あるいは大きく表情を動かすトレーニングを行っていると、シワになりやすくなったりします。
一方、パオ(PAO)を使った運動は一のリズムで、局部に負荷のかかることもありませんから、表情筋全体に均等に、適度な負荷を効率的にかけることが出来ます。
医学誌への掲載
パオ(PAO)による表情筋トレーニングが、ほうれい線やしわ、ほほのたるみにどのような効果をもたらしたかを検討した論文が医学誌「先端医療と健康美容 vol2:2015.11.30」:Effect verification of facial muscle training by PAOに掲載されています。
専門誌でも取り上げられるほど、医学的に表情筋トレーニングがほうれい線やしわ、ほほのたるみなどに効果があるということを物語っているということでしょう。
フェイシャルフィットネス パオ(PAO)の口コミ、評価
パオ(PAO)の良い口コミ、評価
・頬っぺた周りの筋肉への刺激がしっかりあります。こんな所のトレーニングしたの初めてです。今まで買ったトレーニング器具の中で一番革命的でした。
・朝と晩の2回トレーニングをしています。3か月ほど経ちましたが顎のたるみが引き締まってきた様でこれからも毎日トレーニングに励みます!
・半信半疑で使ってみて、効果に驚きました。まず最初に顔の筋肉が痛くなり、効いてるなと思って続けていると、数日でみるみるフェイスアップし、特に顎のラインが引き締まり、綺麗になりました。
・顔の筋肉など鍛えにくいですが、これは効率良く鍛える事できて良いですね。
・1年間使って見た経験から、自信をもっておすすめします。私自身は効果がでたのかどうか全くわからなかったのですが、お盆やお正月などひさしぶりに会う人に「痩せた?」「顔つきが変わったね。いい顔になった。」と会う人会う人に声をかけられるようになりました。実は、体重は5kg増えているにもかかわらずにです。
・1年使ってみてベストバイ。顔って目鼻口お肌だけじゃないく筋肉でできているんだということを改めて認識しました。
・限界まで振るのを一日3セット以上やっています。日に日に薄くなっていくほうれい線!鏡を見るのが楽しみになりました。自分で思っていた以上に顔がたるんでいたんだなと気付かされました。購入以前に割り箸トレーニングなどもやっていましたが、効果が全然違います。PAOに感謝感謝です。
パオ(PAO)の悪い口コミ、評価
・法令線の為に毎日、一番重いのでやっていましたが、特に変わった変化はありませんでした。私には重さが足りない様です。
・初めて使った感想は、「これって意味あるのかしら?」でした。本体が柔軟すぎるためか、簡単に振ることが出来るし、重りが軽すぎるため、効果を感じませんでした。
・頑張ったけど根気がいりますね。買った直後は良いけれど、だんだんとやる気がうせる。
・うまく動かない、いまいち。ただ唇が疲れるので、口回りの筋肉が鍛えられるのかなとは思います。
・パオ(PAO)を約1ヶ月ほど使用した所、顔が大きくなってしまいました。最初は気のせいかと思ったのですが、周りからも指摘をされ、詳しい友達に聞いた所、パオ(PAO)を使うことにより、筋肉肥大を起こして逆に顔が大きくなっている可能性があるとのことでした。
管理者注:ちょっと常識的には考えられないと思うのですが、よほど顔の筋肉がやせ細っていた人なのかもしれません
・某大手通販ショップで他の物より少しだけ安く購入出来たが、頸椎に疾病がある場合には使用しないでの注意書きがあり、そのまま返品、その際に、箱に貼ってあるラベルが剥がれていて使用済みとして処理され、開封もしていないのに、半額しか返金されなかった。安い値段のショップのPAOには、注意。
管理人注:パオ(PAO)には通販専用の安価版があります。カラーバリエーションが違うのとウエイトが交換出来ないなど、若干ものが違うので注意しましょう。その他類似品もあり。
・毎日1分使い続けてます。2か月で全く効果なしです。
・説明書通りちゃんと唇でくわえて行ったのですが、くわえ口が大き過ぎて顎を痛めてしまいました。1か月ほど試しましたが効果を感じるまでに至りませんでした。
・商品説明にあるように、マニュアルに従って正しいやり方で1日30秒を2回やったところで効果は感じず30秒じゃ無理だと思い、倍の1分でやりましたが一ヶ月後のビフォーアフターで全く変化がなくがっかりです。他の方も書かれてましたが重りが軽すぎるのでは?
パオ(PAO)のその他の参考になる口コミ、評価
・パオ(PAO)は言うなれば筋トレですね(^^)ほうれい線は頬からコメカミにかけて伸びている筋肉を鍛えることで、たるみが解消されると思います。筋肉を鍛えることで垂れたほほがひっぱられて、ほうれい線が薄くなって来ます。原理としては、胸筋を鍛えれば胸が垂れませんよーっていうのと同じだとおもいます。
・効果がでないという人は、もしかしたら、疲れるまでパオを振ってないからなんじゃないんかな?これは顔面の筋トレ器具。そして、楽な筋トレはありません。
・最初に説明書も読まずに歯で噛んでやったら、全然効いてる感が無かったので、購入して失敗したかなと思ってしまいましたが、咥え方の動画を観て、全然咥え方が違ってたのに気が付き改めて正しいやり方で使用したところ、咥えるのでさえキツく10秒ブンブンするのがやっとでした。
・フェイスラインがだらしなくなったと妻に指摘を受ける様になり、劣化(老化)を少しでも遅らせようと購入。2・3分やらないと効果ないという方がいらっしゃいますが、私の場合30秒だけでもキツイですね。大きく顔(首)を振るものなら、パオ飛んじゃいます。
・パオをくわえ続けたり、大きくふる(首・顔を動かす)事が大事なのではなくて、共振振動するパオを唇周辺の筋繊維でささえ、ホールドする事がポイントで、それによって効果がはっきり実感出来ます。
・パオの軽さや振り易さをマイナスに考えておられる方も多いですが、私に言わせれば、使用方法が確実に誤っていますよ。多分・・・(購入前は28g程度くわえて何の効果があるんだと私自身も思っていました。
・使い始める前に公式HPでトレーニング方法の動画を見た方が良いです。正しい理解のもとで適度な始め方をしないと首を痛めます。
・ほかの人の「使っていて首が痛くなった」というレビューもありますが、素人がいきなり長距離ランニングを始めることで体に不調が出るのとおなじで、あくまでフィットネスのようです、適切な取り掛かりと休憩が必要です。
・始めの数日は「口に持続して持つ」だけでも口周りの持久力が足らない!と感じました。その上首を上下に振るわけです。安定して口に吸着させるのは振りながらでは難易度がやや高いです。使い始めて2週間くらいで口元に確かなグリップ感を覚え、トレーニングを連続して30秒出来るようになったという感じです。
・最初はしっかりと口に吸着させる感覚を養い、慣れないうちは10秒でも継続できれば「よし」とする感じで始めればいいと思います。普通のフィットネスと違いかなり特殊です、使い方やトレーニング方法をしっかり理解して使うべきです。
フェイシャルフィットネス パオ(PAO)の値段、最安値は?
フェイシャルフィットネス パオ(PAO)の値段は13,824円です。
基本的に定価販売です。
時たま通販で1,000円程割り引いているショップがありますが理由は不明です。
その他、通販専用バージョンがありウエイト(おもり)が変更出来ませんが価格は10,584円です。
フェイシャルフィットネス パオ(PAO)のマウスピースについて
フェイシャルフィットネス パオ(PAO)のマウスピースは消耗品になります。
エラストマー樹脂製の柔らかい部品ですから、歯で噛んだり、長期間の使用で消耗することがあります。
頻繁に交換するものではありませんが、長期間使用した場合、交換の必要が出てくる場合があります。
通販ショップなどで1,500円程度で入手出来ます。
交換取り外しは簡単で、水洗いが出来ます。
取り外し水洗いの仕方
まとめ
フェイシャルフィットネス パオ(PAO)は正しく使う事で顔の表情筋を鍛え、ほほのたるみを無くし、引き締めることでほうれい線を改善し、顔が引き締まることで、ほほの無駄なふくらみを押さえ、小顔に見えるという効果が期待出来る便利グッズです。
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