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Bluetooth(ワイヤレス)イヤホンの選び方と種類ごとのおすすめ

音楽

 

最近はBluetooth(ワイヤレス)イヤホンを使って音楽を聴く人が多くなっています。

今時、イヤホン端子のない音楽グッズも増えていますし、通勤通学の時などに使う場合、コードが繋がっていると結構邪魔くさいという事もあります。

そこでBluetooth(ワイヤレス)イヤホンにはどのような種類があって、どういう風に選べば良いのか、そして種類ごとのおすすめについて解説します。

 

Bluetooth(ワイヤレス)イヤホンにはどのような種類があるのでしょう

Bluetooth(ワイヤレス)イヤホンは大まかに分けて5種類あります。

・左右一体タイプ

・ネックバンドタイプ

・トゥルーワイアレスタイプ(完全独立型)

・ボックスタイプ

・片耳タイプ

以下それぞれの形状と特長を簡単に説明します。

 

左右一体タイプの形状と特長

Bluetooth(ワイヤレス)イヤホンの中では標準的なタイプで、イヤホンがケーブルで繋がっています。

Bluetooth(ワイヤレス)イヤホン左右一体タイプ

メリット

軽くて持ち運びに便利(コンパクトにまとまる)

 

デメリット

バッテリーの容量が比較的少ないものが多い

 

ネックバンドタイプの形状と特長

首に掛かる部分が形状記憶素材などで作られています。

 

 

メリット

首の部分がネックバンドで固定されるために、装着感が高い

バンド部分にバッテリーを組み込むことで、比較的バッテリーの容量が高くなる。

 

デメリット

左右一体型に比べるとかさばり、多少重くなる。

 

トゥルーワイアレスタイプ(完全独立型)の形状と特長

Bluetooth(ワイヤレス)イヤホントゥルーワイアレスタイプ(完全独立型)

左右のイアホンがケーブルで繋がっておらず、イアホンが完全に独立しているタイプ

 

メリット

邪魔なケーブルが全く無く、ケーブルが引っかかったりする心配がない

イアホン本体だけなので非常にコンパクトで軽量

 

デメリット

電池が本体内蔵なのでバッテリー容量が少ない

他のタイプより価格が高め

バラバラになるので紛失しやすい

 

ボックスタイプの形状と特長

Bluetoothレシーバー(本体)にイヤホンを接続するタイプ

Bluetooth(ワイヤレス)イヤホンボックスタイプ

 

メリット

イヤホンジャックを差し込むタイプの場合はお好みのイヤホンと組み合わせて使う事が可能

 

デメリット

やはり本体があるのは邪魔くさい?

 

片耳タイプの形状と特長

片耳に装着して使用するタイプ

Bluetooth(ワイヤレス)イヤホン片耳タイプ

メリット

片耳だけで利用するのでお手軽

もう一方の耳は普通に空いているので、車の運転中などでも安全

 

デメリット

片耳だけですから当然モノラル音声になります。

音楽シーンで使う人は少ないと思います。

 

Bluetooth(ワイヤレス)イヤホンの選び方

Bluetooth(ワイヤレス)イヤホンを選ぶ歳に気を付けるポイントについて解説します。

コーデック

Bluetoothは低消費電力で作動しますから、データ転送速度はあまり速くありません

このため、無線でデーターを送る際にデーターを圧縮して送るのですが、この機能をコーデックと言い

「SBC」(SubBand Codec)というコーデックについては最低限、どの製品も対応していますが標準コーデックですので、音質の劣化や圧縮したデータの復元に時間がかかる事による聞こえる音の遅延が大きいというデメリットがあります。

 

この他に、コーデックにはこのSBCのデメリットを押さえた

「AAC」「aptX」「aptX」「aptX HD」「aptX LL」という規格があり

これらに対応しているかどうかもBluetooth(ワイヤレス)イヤホンを選ぶ歳に注意しておきましょう。

AAC:SBCより遅延やデータの劣化が少なく、高音質

aptX:SBC、AACより遅延が少なくCD音源相当の高音質

aptX HD:ハイレゾ相当の高音質再生

aptX LL:aptXよりさらに遅延が少ない

 

昔はこれらの高規格コーデックはハイエンド製品にしか搭載されていませんでしたが、最近はエントリーモデルにも搭載される例が増えてきています。

特に音楽鑑賞だけではなく、動画やアプリなどでも使用したいという場合には重要な機能だと思います。

 

なお、イヤホンの方が対応していても送信側のスマホなどが対応していないと意味がありません。

因みに一般的には

iPhone、iOSではAAC(エーエーシー:Advanced Audio Codeing)に対応

SBCと同じ圧縮率で送信時の遅延が少なく、動画の視聴でも違和感がありません

 

Androidスマートフォンでは、一部機種でaptX(アプト・エックス)に対応

SBCと比べると圧縮率が小さく、音質に優れています。

 

その他一部ソニー製品には「LDAC」(エルダック)というコーデック規格が採用されハイレゾ音源に対応した高品質音声を聞くことも可能です。

 

音の調整をしている人

 

バッテリーの持続時間

Bluetooth(ワイヤレス)イヤホンでは受信した信号を解凍して、普通の音声に変換するために、電力が必要です。

使う目的に合わせて内蔵されている充電池の継続時間をチェックしておきましょう。

例えば通勤時音楽を聴きたい、通勤には片道1時間かかる

ということであれば最低でも2時間以上バッテリーが持たないと帰宅時には音楽が聴けないということになってしまいます。(会社で充電出来るとかは、なしの場合)

 

 

雨具を着ている人

 

防水機能

使用目的に合わせて、必要があれば防水機能もチェックしておきます。

屋外で使用することが多いのであれば、雨に濡れる可能性もありますし、お風呂で使いたいのであれば完全防水のものを選ぶ必要があります。

防水機能の表示としては

規格  種類  内容
IPX8  水中形  継続的に水没しても内部に浸水しない

IPX7  防浸形  一時的(30分)に一定水深(1m)に水没しても内部に浸水しない IPX6  耐水形  あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない

IPX5  防噴流形 あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない

IPX4  防沫形  あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない

IPX3  防雨形  真上から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない IPX2  防滴II形 真上から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない IPX1  防滴I形  真上から落ちてくる水滴による有害な影響がない

IPX0  無保護  特に保護されていない

 

 

うるさい雑音

ノイズキャンセリング

屋外やノイズの大きいところで使用するならノイズキャンセリング機能がついているものの方がクリアに音声を楽しむことが出来ます。

ただし、ノイズがキャンセルされる反面外部の音が聞こえなくなり、危険を察知出来なくなる場合などが考えられます。

また、高性能のノイズキャンセリング機能が付いていればそれだけ価格も高くなります。

 

カナル型かインナーイヤー型か

イヤホンのカタログを見ていると時々「カナル型」とか「インナーイヤー型」という言葉が出てきますので簡単に説明します。

カナル型イヤホン

耳栓型とも言われます。

耳栓のようなイヤーピースを耳穴に押し込むように装着します。

耳穴にしっかりはめ込みますから、比較的小型になります。

 

遮音性が高く、音漏れが少ないのが特長で、屋外などで使われることも多いです。

イヤホンの主流になります。

 

メリット

低音が充実、微妙な音がしっかり聞こえる。

回りの音が聞こえにくいので音楽にしっかり没頭できる。

 

デメリット

空間の広がりを感じにくい

しっかり耳に押し込む必要があり、長時間使用すると閉塞感を感じたり耳が痛くなったりすることもある。

屋外などで使用すると周囲の音が聞こえず、場合によっては危険な状態になる場合もある。

 

インナー型イヤホン

カナル型が耳の穴に押し込むという感じなのに対して、インナー型は耳の穴に引っかけるという感じで装着します

カナル型よりもやや大きめで開放部分があるので音漏れがあります。

 

メリット

装着が楽

開放感があり、音の広がりも感じられ、質感や臨場感がある。

音漏れしているヘッドフォン

デメリット

音漏れがあり電車の中などではシャカシャカ音が周りの人のひんしゅくを買う場合があって、社会問題になったこともあります(自宅などでは問題なし)

やや低音が弱い

現在ではマイナーな存在で選択肢が少ない

騒音が大きいところでは、外部の音の影響でイヤホンの音が聞きにくくなる。

 

Bluetoothのバージョン

Bluetoothのバージョン

VER3.0 以前の物より大幅に伝送速度が速くなった。

VER4.0 省電力対応(伝送速度は低下)

VER4.1 VER4.0の機能強化版

VER4.2 セキュリティーの強化、転送速度の高速化

VER5.0 データ転送速度が2倍、通信範囲が4倍に拡大

 

現状はVER4.2が主流(選ぶならVER4.1以上を推奨します)

VER3とVER4では互換性に難があり繋がらない可能性が高い

2017年後半以降、対応製品が徐々に発売になり始めています。

 

因みに、あまりないと思いますが古いスマホなどでVER3以前の規格のものをどうしても使いたい場合は「Bluetooth SMART READY」というロゴが入っている製品であれば旧バージョン規格にも対応可能な製品です。

 

Bluetooth(ワイヤレス)イヤホンの種類ごとのおすすめ

左右一体タイプ

SoundPEATS(サウンドピーツ) Q30

SoundPEATS(サウンドピーツ) Q30

手ごろな価格でBluetooth(ワイヤレス)イヤホンを入手したいならコスパの良い製品です。

SoundPEATS(サウンドピーツ) Q30

オススメな点は

・Amazon売れ筋NO1、口コミなどの評価も上々です。

・耐水型(IPX6)なので雨の日に屋外で使用しても心配はありません

・apt-Xコーデック採用

・マグネット採用で使用しないときには簡単にくっつけておくことが出来、ばらつきにくく携帯に便利

・ノイズキャンセリング機能搭載で、密封性(遮音性)も良く外部の音が入りにくい

・長時間再生可能(約8時間)

・低音の伸びが良い

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JBL T110BT

この機種もリーズナブルな価格帯のエントリーモデルです。

JBL T110BT

オススメのポイント

・6色の中から選ぶことが可能

・イヤホンがマグネット式なのでワイヤーの絡みを防止

・約2時間の充電で6時間の連続再生が可能

・カナル型のイヤホンなので装着感がしっかりしている。

・JBLの製品なので安心感がある。

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Beats by Dr.Dre Beats X

Beats by Dr.Dre Beats X

オススメな点は

・Beats by Dr.Dreの製品(高品質、安心感)

・5分の充電で2時間再生可能(45分で8時間)

・6色の中から選択可能

・iOSとAndroid両方に対応

・内蔵の音声マイクでiOSのスマート機能Siri を起動可能

その他

2017.2発売

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ネックバンドタイプ

MOMENTUM In-Ear

MOMENTUM In-Ear

MOMENTUM In-Earオススメのポイント

・対応コーデック:apt-X,AAC,SBC

・カナルタイプイヤホン

・1.5時間の充電で10時間の連続再生可能

・ドイツの老舗ゼンハイザーというメーカーの製品で、音質には定評があります。

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トゥルーワイアレスタイプ(完全独立型)

AirPods MMEF2J/A

AirPods MMEF2J/A

アップルの製品を愛用しているなら、最初に選択肢に入る製品です。

オススメな点は

・すべてのApple製デバイスをワンタップで設定できます。
(接続のための設定が簡単、同じApple IDで使っている製品であればペアリング不要)

・アップル製品に搭載されているスマート機能Siriにもダブルタップするだけで瞬時に接続

・1回の充電で5時間の連続再生、付属の充電ケースを使用すれば複数回の充電も可能で24時間以上の連続再生も可能
(充電ケースを使用することで15分の充電で3時間の再生が可能に)

・遮音性は無いので外部の音を聞くことが出来る。
(屋外でも危険性が無い)

AirPods MMEF2J/A

その他

・音質的にはごく普通
(高音質を求めるなら、別の高音質をうたった製品の方が良いでしょう)

・イヤホンから、白い棒が垂れている形状を「うどん」と表現する人もいれば愛着が湧くという人もいてデザインについては評価が分かれる

・ノイズキャンセル機能はなし

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B&O PLAY Beoplay E8

B&O PLAY Beoplay E8

オススメの点

・4時間の連続再生が可能(付属の電源ケースにより2回分の充電が可能)

・Bluetoothバージョン:4.2

・価格に見合った高性能製品で、口コミ評価も良いです。

その他

対応コーデック:AAC

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