受験シーズンがやってきました。
3年間の努力の結果も、受験の数日に全てがかかってきます。
そして気になるのがインフルエンザ
毎年受験シーズンにはインフルエンザが大流行です。
いくら普段の成績がよくても、インフルエンザで意識がもうろうとしていれば、実力が発揮出来ないどころか、場合によっては受験を断念という最悪の事態も考えられます。
その為に皆さん予防接種や、マスク、手洗いやうがいの励行など涙ぐましい努力をされていると思いますが、受験生がインフルエンザに感染する1番危険性が高いのは、たくさんの生徒が集まる学校や塾の教室です。
塾などでも加湿器を設置して対策しているところもあるでしょう。しかし、生徒さんの中には感染している人もいたりして、中には免疫があって、本人がウイルスに感染していても発症しない人も結構います。
それをどうブロックするか
ということで簡単に持ち運び出来て、手軽に過湿が出来る紙の加湿器を使うという方法があります。
インフルエンザ予防には加湿が効果的
インフルエンザ対策には加湿が効果的だと言われています。
というのは乾燥によってのどの粘膜が乾くことで薄くなり(乾燥)、インフルエンザウイルスが直接のどなどの皮膚に取り付きやすくなるからです。
マスクをするのもウイルスをシャットアウトするというよりも、保湿効果によりのどを守る効果の方が高いといわれています。
また、空気が乾燥しているとインフルエンザウイルスの生存時間も長くなってしまいます。
ですから、湿度を40~60%程度に保つ事でインフルエンザにかかりにくくなります。
受験生がインフルエンザに感染するのは塾や学校
受験生がインフルエンザに感染するのは塾や学校が多くなっています。
通学や電車、外出の最中にも感染する可能性はありますが、やはり受験生が1番長く時間を過ごすのは学校や塾の教室です。
しかも冬場は気温が下がりますから、暖房がしっかり行われていますから乾燥しやすくなっています。
過湿対策を行っている塾などもあるかもしれませんが、少数派
あるいは広い教室では加湿器があっても、全体に行き渡らない場合もあり、後ろに座っている生徒がゲホゲホやっていれば、周りにインフルエンザウィルスが無数に飛散していることが考えられます。
マスクは、多少ウイルスを防止する効果はあるかもしれませんが、専用の医療用マスクでもない限り、ウイルスはマスクの繊維を通り抜けて体内に入ってきます。
よく言われる、マスクに風邪を予防する効果はないというのはこの辺りが理由になっています。
紙の加湿器ならどこへでも持ち運び可能
そうは言っても、大型の電気式加湿器を教室に持ち込む訳にも行かず、授業に集中している間に受験生ののどはカラカラということになってしまいます。
そこでオススメするのが紙の加湿器
紙の加湿器
大概は15cm程度のもので、折りたためるものもあり、持ち運びも便利ですし、授業が始まる前に水をかけておくだけで、周辺の湿度を上げることが出来ます。
机の上に置いておくか、邪魔になるなら足下に置いておくだけでもそれなりの効果が出てきます。
完璧という訳にはいきませんが、座席の周辺には水蒸気のバリアができることになり、ある程度の予防効果が期待出来ます。
まとめ
紙の加湿器ですから、広い教室の中で使っても効果は期待できないように感じるかもしれませんが、紙の加湿器周辺の湿度はある程度上昇しますから、一定のインフルエンザ予防効果が期待出来ます。
また、インフルエンザ予防をこういう目に見える形で気を付けることで、休み時間にうがいをしたり手洗いをしたりということに気が向くという点でもインフルエンザ予防に効果があると思います。
3年間頑張って受験勉強してきたのも、試験で最高の成績を取るためです。
当日、万全の体調で全ての力が出し切れるように、つまらぬ所でつまずかないように、ちょっとした心遣いが意外と大きな力になるでしょう。
コメント