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専門家がランキングしたワイヤレスイヤホンの口コミをまとめてみました(その1)

音楽

 

専門の雑誌でプロが選んでランキング(2018.2)したBluetooth(ワイヤレス)イヤホンについて

プロから見た目(評価)と、一般の購買者の口コミを対比してまとめてみました。

 

今回評価したのは

左右一体タイプ(ケーブルでイヤホンが繋がっているタイプ)の1万円以上の上位5機種です。

 

左右一体タイプ(ケーブルでイヤホンが繋がっているタイプ)の1万円以下の上位5機種
については「その2」で

トゥルーワイアレスタイプ(完全独立型)については「その3」で解説します。

 

左右一体タイプ(1万円以上)の評価と口コミ

専門家によるランキングベスト5は

1位 Powerbeats3(Beats by Dr.Dre)

2位 BeatsX(Beats by Dr.Dre)

3位 QuietControl30(BOSE)

4位 SE215 Special Edition(SURE)

5位 ATHCKR75BT(オーディオテクニカ)

以下1位から順番に専門家の評価と一般の人の口コミについてまとめてみました。

 

1位 Powerbeats3(Beats by Dr.Dre)

Powerbeats3

実売価格 19,200円

1回の充電で12時間の駆動が可能

5色の中から選択可能

コーデック:AAC、SBC

 

専門家の評価

・iPhoneとの相性抜群

・音圧の高さがすごい、音圧をかけても奥行きが感じられる

・中高音域での安定感が良い

・音圧が強くなってもうるさくなく、聞き疲れもない

・12時間の連続使用が可能(5分の充電で1時間駆動)

 

一般の人の口コミ

・音質もフィット感もペアリングのしやすさも、全てにおいて満足、価格は高めですが、あれこれ手を出さずに最初からこれにしていればよかった。

・音質はとても期待通りだったが、スポーツ向けなのに走ったり、外で使用すると風の音が気になる。

・Bluetoothなのでさほど音質には期待していなかったが、予想を裏切るいい音でした。Beatsなので低音多めですが、バランス良く鳴っている感じがします。

 

管理人コメント

音質についてはおおむね好評なのですが、初期不具合や、耐久性の面で低評価を付ける人が散見されました。

Beatsは2014年Apple Incによって買収され、そのその傘下に入っています。

 

2018.9追記

相変わらずPower Beats3の評判、人気は高いようです。

評価のポイントは

・イヤーチップの種類が豊富で誰の耳にもフィットする・・ということはフィット感に優れ、感触が良いので長時間装着していても疲れない

・イヤーフックの向きを調整出来るので、最高の耳のポジションに合わせられ、音質の向上に貢献している。

・Air Podsと同じW1チップ搭載なのでiPhoneとのペアリングが即座に完了、接続に手間暇がかかるというストレスが全く無い。

・充電速度が速くフル充電で12時間以上駆動可能はやはり使い勝手が良い

 

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2位 BeatsX(Beats by Dr.Dre)

BeatsX

実売価格 14,500円

iOSとAndroid両方に対応

45分の充電で最大8時間の連続再生
5分の充電で約2時間再生

6色の中から選択可能

 

専門家の評価

・安定した音圧を感じるがPowerbeats3に比べると中域から低域の連携が悪く、中域の解像度に影響

・低音部は聞きやすい

・イヤーチップやウイングチップの種類が多く、より快適な装着感を求められる。

・ロックやジャズには適しているがクラシックは好みが分かれるかも

 

一般の人の口コミ

・iPhoneで使用してるが音楽聴くのも電話するのも途切れることもなく快適に使える。操作も慣れれば簡単に使いこなせる。

・中高音がとてもきれいなのが気に入りましたが、低音域は控えめです。きつめのイアピースを選択すればなんとか満足できるレベルになりました。

・少しでも入力レベルが高いと歪みやすくかなり敏感だと思いました。

・これがbeatsと思うくらい低音が出てません。beatsのサウンドが好きな人にはオススメできません。その代わり、高音がかなり綺麗です。低音好きな自分には合いませんでした。

 

管理人コメント

全般的に音質にこだわる人に低評価が多かったようです。特にBeatsの低音に期待していた人にはちょっと物足りない面があったようです。

音質にこだわりが少ない人にはおおむね好評で、使い勝手や、そこそこの音質に高評価を付けていた人も多かったです。

その他断線など、機器トラブルに対するクレームも散見されました。

 

2018.9追記

やはりウリはiPhoneとの接続性、W1チップを搭載しているのでストレス無く接続が出来るということ

ただし、やはりPower Beats3と比べてしまうと低域と中域の連携が悪いという点がマイナスポイント

機能面では共通点が多くコンパクトにフィットさせたいのであればこちらを選ぶという選択肢も有り

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3位 QuietControl30(BOSE)

QuietControl30

実売価格 32,300円

ネックバンド式

3時間の充電で10時間の連続使用が可能

アクティブノイズキャンセル機能搭載、ノイズキャンセルのレベルを調整可能

 

BluetoothおよびNFCにより、デバイスにワイヤレス接続が可能。

NFC(Near Field Communication):接続に必要な諸設定が自動処理できる機能

対応コーデック:AAC、SBC

 

専門家の評価

・音質は特にこれといった特質は無いがノイズキャンセル機能が素晴らしい

・フックが上手くおさまるので装着感は良い

・ネックバンドのデザインが良い

・中高域の音数が多く音量が上げられないのは残念

 

一般の人の口コミ

・一度ノイズキャンセルを使いだしたらもう抜け出せない

・ノイズキャンセルを最弱にすると周りの音を集音してくれるので、音楽を聴きながら、普通に会話が出来る。これが思いのほか便利。

・Apple純正イヤホンであるAirPodsの方が充電のしやすさ、本体の軽さ、Bluetoothによる音飛びがない、Siriが使えるなど、優れている点が多い。ただし、遮音性、低音の効いた音質、耳から落ちにくい点はこちらのイヤホンの方が大変優れています。

 

・歩きの時や電車に乗っている時はノイズキャンセルの効果を下げないと危険だったり、乗り過ごしたりするかもしれない。アプリでノイズキャンセルの程度、音量を操作できるのがいい。

・低音強調というわけでもなく、全体的にバランスが取れている。聞いていてこんなギター入ってたんだ!みたいなところに気づけるので自分は満足。ただし、広がりみたいなものは無いので、本格的に音に拘る人からするとこのへんがきっと人工的とかBoseの音とか言われる所以なのかなと思う。

 

・通話に使う方にはおすすめできない。風切り音をひどく拾ってしまうのと、自分の声より環境音の方が拾われてしまうようで、外出先での通話はほとんど使い物にならない。

 

管理人コメント

やはりノイズキャンセル機能については多くの人が高評価を与えています。

ただし音質などについては可も無く不可も無くと言ったところ

低評価で多かったのはネックバンドがウザイ、機器トラブル、耐久性、外で使うと風切り音が結構大きく聞こえるなどです。

 

値段的に上級機種になりますから、購入者自体が音質にこだわりのある人で、要求レベルが相対的に高いということがあるかもしれません

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4位 SE215 Special Edition(SHURE)

SE215 Special Edition

実売価格 11,200円

ブルーのイヤピースが特長

対応コーデック:SBCのみ

 

専門家の評価

・中高域を重点にした音質

・低音を強化した方が音楽に力が感じられると思う

・イヤーピースの収まりが悪い

 

一般の人の口コミ

・遮音性が高いです。音質は値段相応だと思います。個人的にshure掛けは好きではありませんが、タッチノイズを軽減できるので掛け方が気に入らない人以外にはいいと思います。

・低音は強いですがバランスが絶妙で、強すぎて安っぽい音ということはありません。高音はぼやけ気味ですがシングルDDにしては良い方だと思います。

 

・エントリーモデルなのに思った以上に遮音性と音質が良くて驚きました。高音はこもった感じがします。

・音質は文句なしです。透き通るような音でした。また、高遮音性のため自分の世界に入り込めました。

 

・音質のことはそれほど分かりませんが、今まで使っていた安いイヤホンと比べると歴然たる違いが有りました。

・低音がめっちゃ良くてまわりの音も全然聞こえない、集中したい人はこのイヤホンはいいと思います。

 

・誰でも耳の穴にフィットするようになっている為、イヤホンが外れる事がなくいいと思います。

・レビューがいいので期待したけど1万位だとこんなもんかなていうレベルでした。

 

・篭もった感じ、解像度がイマイチなどのレビューを見掛けますが、むしろそれらは良いんじゃないかと思います。分離も良くて晴れやかです。

それより低音が出ていないとかではなくて「質」が悪いです。せっかくダイナミック型で深く沈み込む低音が出ているのに「不快な硬い芯みたいなアタック音」が付帯してしまいます。

・イヤピースが妙な形してるのでつけづらい

 

管理人コメント

・SE215はSHUREブランドの高音質イヤホンのなかでも、エントリーユーザー向けという位置づけになります。

・遮音性は意外と高いようです。

 

・専門家と実際に購入した人の低音に対する意見は分かれています。一般の人の口コミでも低音に対する評価は分かれていました。

・低評価の人は比較的音質に不満がある人が多かったようです。好みにもよるのかもしれません

・その他低評価には耐久性(断線)に関するものが散見されました。

 

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5位 ATHCKR75BT(オーディオテクニカ)

ATHCKR75BT

実売価格 14,000円

4色の中から選択可能

Bluetooth標準規格Ver.4.1準拠

aptX、AAC、SBCに対応

充電時間約3時間で連続7時間使用可能

 

専門家の評価

・オーディオテクニカの標準的なサウンド、この価格であれば納得出来る。

・オーディオテクニカの下位機種35BTとの音質差があまりない

・音に厚みがない

 

一般の人の口コミ

・安価なイヤフォンと比べると音がクリア。音質的にはATHの同等価格の有線イヤフォンと比べても遜色なし.

・ボリューム(音量)が小さく、ボリュームを上げないとよく聞こえない

・音が鳴り始めれば気にならないが、無音の時にサーというノイズが聞こえる。

 

・ケーブルが短いため、襟元にクリップで固定した際、首を左右に振ると、ケーブルが引っ張られる感じがある。(襟元でこすれる)

・音質は癖のない音でどの曲でも聞き疲れしない

 

管理人コメント

音量に問題があるという人と、全く問題無いという人の両方いらっしゃいました。

携帯などの機種によって異なるのか、あるいは操作方法に問題があるのかは不明です。

注:リモコンの音量操作とiphone の音量スライダーは非連動で、iphone 側の音量を真ん中辺りにして、リモコンで音量を調節、MAXで聴いていも、音が小さい場合iphone 側で音を大きくする必要あり

 

まとめ

専門家の意見と一般の方の意見が一致することもあれば、異なることもあります。

専門家の方は、恵まれた環境で、トラブルのない完動品をしっかりチェックしていますが

一般の方は、電車の中や屋外など雑音が多く劣悪な環境で、機器の初期トラブルや操作法に慣れていないなど様々な制約がある中で使用していますから

実際に使っている場面での参考になる部分も多いと思います。

 

また、有名メーカーの製品や高額の製品を使用している人はそれだけイヤホンに対する期待度やこだわりも高いですからそれだけ、評価の基準も自然と高くなっていると思います。

この辺りを割り引いて口コミや評価を分析して頂ければ、よりあなたに適したワイヤレスイアホンを見つけることが出来ると思います。

 

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