東名での煽り運転による死亡事故、許せないですよね。
また、事故にならないまでも、納得のいかない一方的な煽り運転に遭って、怒りがおさまらない人も多いと思います。
一方、無謀な煽り運転のドライバーが、ドライブレコーダーの記録を元に逮捕されたというニュースに拍手喝采を送った人も多いのではないでしょうか。
何かあったときに、いくら口で説明しても、なかなか警察は納得してくれません。
逆にドライブレコーダーの記録をネットにアップしたところ、本人が訴えていないのに警察が捜査を行って、煽り運転のドライバーを捕まえてくれたというこの事件は、証拠さえしっかり揃っていれば、警察も動いてくれるという事を証明しています。
所がこれまでのドライブレコーダーは、自分が起こした事故の記録を取ることが主眼に置かれて、前方の記録だけを録画するものが主流でした。
前方だけ録画していても映っていない後方からの煽り運転の証拠にはなりません。
そこで有効なのが車の360°全周囲を録画してくれる機能を持ったドライブレコーダー
ダクション360(d’Action360)
煽り運転の被害に遭いたくない人なら気になると思う、ダクション360の特長や評判、口コミ更に駐車機能や取り付け方法について解説してみます。
ダクション360(d’Action360)の特長と性能
警察沙汰にならないまでも、何かトラブルがあったときに、ドライブレコーダーの記録があれば自分の正当性を証明出来ますし、ドライブレコーダーで記録していることが分かれば、いくら理不尽な相手であっても、そうそうメチャクチャなことは主張出来ないはずです。
ダクション360には、しっかり、証拠になるような映像が記録されるのでしょうか、
そのあたりの性能やスペックなどについてまず見てみました。
ダクション360の仕様(スペック)
メーカー:カーメイト (CARMATE)
製品名:DC3000
重 量:245g
画像の解像度:800万画素(一部の機能のみ)又は200万画素
日本製
16MBmicroSDHCメモリーカード付属
参 考(推奨設定の場合)
16MBメモリーカード 常時録画モードで63分
128MBメモリーカード 常時録画モードで572分
主な機能
・360°撮影で、ドライブ時には前後左右同時に撮影可能
・事故の際は、衝撃を検知し事故状況を360°記録
・撮影した映像をスマートフォンアプリやパソコン用ソフトで見る事の出来る映像形式に変換可能
・3軸Gセンサー内蔵
・ステレオマイク内蔵(音声録音)
・WDR機能搭載(明るさ補正機能:カメラの白潰れや黒潰れの補正)
・記録画素数
画素数:4K相当:約800万画素又はフルHD相当:約200万画素
注:4K相当:約800万画素録画は対応したスマートフォンまたはパソコンが必要で、手動録画、駐車録画、アクションカメラとしての使用時のみ選択可能
走行中の常時録画、静止画撮影、衝撃録画は、フルHD相当画質のみの録画となります。
・フレームレート:最大27.5fps
・録画機能:常時録画、衝撃録画、手動録画、静止画撮影、駐車録画(別売オプション装着時)
・アクションカメラとして使用可能
注:カメラを車から取り外してバッテリーオプション(別売)を装着すると、車外へ持ち出して 動画を撮影できるようになります。
ダクション360の録画画像
動画再生中、画面左上の矢印をクリックすることで画像の方向を変えられます(PCのみ)
こういう使い方もあります(参考)
ダクション360の再生機能
スマホでその場で確認
ダクション360には無線LAN機能が搭載されているので、撮影したデータをその場でスマホに転送して確認することが出来ます(データ通信料はかかりません)
スマホでリアルタイムでの画像の再生
現在撮影中の画像がリアルタイムでスマホで確認することが出来ます。
リアルタイムでは画素数を落としているため、画像は粗いですが、データーをダウンロードして見ればクリアな画面で画像を見ることができます。
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ダクション360の評判や口コミ
良い評判や口コミ
・価格は高いが、アプリとの連動性や画質、信頼性は他の廉価版に比べて良い
・車体から外してアクションカメラ(360°4K画像で撮影)かなりきれいに取れており臨場感もたっぷりだった。気軽に撮影してVRゴーグルで楽しめるのも良い
・駐車中の防犯装置としてエンジン停止時も使えて良い。ソフトウエアも適宜更新されていて使い勝手も向上している。
・画質や明るさが調整出来るので運転環境に合わせた録画が出来る。
・スマホやPCにダウンロードしてみると意外と高画質、近距離の車両のナンバーなら確認できるので事故、当て逃げなどでも安心
・ドラレコの設置が難しかった範囲も360度録画してくれるのが良い
悪い評判や口コミ
・360°全方向に総画素数を割り当てるので一方向のみの画像を切り取るとどうしても画像が粗くなってしまうため、ナンバープレートまで確認できることを求める人には向かない
・モニターにはスマホを使うので、一見便利なようでそうでもない。専用モニターがある方が良い
・車体が3列シートで長いので、後方(窓の外)はわずかしか映らない
・スマホの機種が対応しているかどうか確認する必要がある。対応していないスマホだとアプリがインストール出来ない
・パソコンを使う場合はウインドウズのみ対応、MACは対応していない
その他の口コミ
・今まで使っていたフルHD規格の普通のドライブレコーダーをそのまま残し、本品はリアカメラとして設置し後方の画像を中心にサイド方向の確認に使っている。
ダクション360の駐車監視機能
オプションパーツを購入し、車のバッテリーに直接接続することで駐車中の監視を行うことが可能になります。
最大16時間連続動作後、省エネモードに移行
16時間経過するまでは、衝撃を感知した10秒前~30秒後までの録画が行われます。
省エネモードになった後は、衝撃を感知後3秒後~30秒間録画が行われます。
実際の画像
ダクション360の取り付け方法
ダクション360の取り付け場所や位置
通常はフロントガラスの上部20%以内の所に貼り付けます。
取り付けは粘着テープで貼り付けるだけ
注意するのは
・カメラのレンズがワイパーの拭取り範囲内に入ること
(ワイパー範囲外だと雨の日は水滴で見えなくなります)
・ガラスにプリントされている熱線やアンテナなどにマウントの貼付面が重ならないこと
(干渉します)
・フロントガラスとカメラ部の間にケーブルや金属物が無いこと
(GPSが電波を受信出来ません)
カメラの角度と見え方
ダクション360を取り付けたあと、角度を調整することで、映る範囲が変わります。
カメラのレンズを前方(進行方向)に向けると前方の交通状態が映りやすくなり
レンズを後方に向けると、車内やリア方向の映像が映りやすくなります。
ダクション360は水平方向の角度が194°です。
レンズを真下に向けた場合、高い角度(手前の信号など比較的高い位置にある目標)は写りにくい場合があります。
レンズを下向きに取り付けた場合の見え方
動画再生中、左上の矢印をクリックすると別の方向の画像が見えます(PCのみ)
レンズを進行方向に向けて取り付けるとこのように見えます。
ダクション360の電源接続
付属の電源ケーブル(4m)を用いて、車両のカーソケットに差込み、電源を供給します。
駐車監視オプション(DC200)を組み合わせて使う場合にはカーソケットではなく、直接車両の電源に接続します。
車の配線工事に詳しくない人は、詳しい人に頼むか、場合によっては車を購入したディーラーにアドバイスを受けるなどした方が良いでしょう。
まとめ
ダクション360は360°撮影しているため、部分的な解像度はあまり期待出来ません。
ナンバープレートまで確認しようと思えば4Kモードで撮影していた方が良いと思われます(4Kモードが使えるのは一部の機能のみ)
360°撮影出来る特性からいうと、事故時などの全体的な状況把握、あるいは煽りなどの被害にあったときの証拠動画としての活用場面が主に期待されます。
ただし詳細な画像を期待する場合には、別のドライブレコーダーと組み合わせて使用するなどの工夫が必要になってきます。
取り敢えず事故や、煽りの被害にあったときなどに、自分の正当性を主張するために全周を録画しておけるという機能においてはスグレものだと思います。
いくら画像がキレイで優れていても後方や側面などが録画出来ない機種であれば、何の証拠にもなりませんね(^_^)v
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