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ミライスピーカーの仕組みや原理は?どうして良く聞こえるの?

ミライスピーカーの音の広がり 音響機器

 

ミライスピーカーは高音域の音を、遠くまで減衰させることなく到達させることで、特に高音域が聞こえづらくなった高齢者や、耳の障害などで高音域の聞こえが悪い人に、高音域の聞こえを改善し、

その結果、テレビなどの音量を下げることを可能にするスピーカーです。

なぜ、ミライスピーカーでは高音域の聞こえが良くなるのか、調査してみましたが、どうも販売会社でも、詳しい原理は分かっておらず、経験的に局面スピーカーは高音域の聞こえが良くなることを応用して作成されたスピーカーのようです。

この仕組みや原理について、現時点で分かる範囲において分析して解説してみたいと思います。

ミライスピーカー

ミライスピーカー

高音(高い周波数)は減衰が大きい

音の特性として、高い周波数は低い周波数に比べて、空気中を伝わるうちに減衰しやすい特徴を持っています。

逆に、低い周波数ほど、減衰しづらく、遠く離れた場所でも比較的音が通りやすい特徴を持っています。

 

高齢者は高い周波数の音が聞き取りにくくなっている

高齢になるにつれて、音全体の聞こえは悪くなりますが、その中でも特に高い周波数帯(4khz以上)の聞こえ具合の低下が目立っています。

また、人の声などには、高い周波数帯の成分が大きいので、TVなどで人がしゃべっている音が特に聞き取りづらくなり

吉本ではないですが、クリアにしゃべっていても、高齢者が聞くと「かちゅぜちゅわるいでちゅね」みたいな感じになってしまいがちです。

 

耳の聞こえが悪くなった高齢者

ミライスピーカーは高音が強調される局面スピーカーを使用

ミライスピーカーでは平板を湾曲させた振動板を使用することで、高音が強調され、聴力が衰えた人でも、音が聞きやすくなる構造をしています・

局面スピーカーを使うことで高音が聞きやすくなる原理的な部分は、まだ解明されていませんが、聞きやすくなると言う現象自体は比較的以前から知られていました。

ミライスピーカーの内部構造

音声自体が大きくなるわけではない

ミライスピーカーは、音声自体が遠くまで大きく聞こえるというような魔法のスピーカーではなく、減衰しやすい高音の音が比較的遠くまで届くようになっていることから、音声などが聞きやすくなるというメリットを持っており、

音自体が聞きにくくなっている様な難聴などの人にとってメリットはあまりなく、大きな音でないと聞こえないというような人であれば、手元スピーカーなどの方が、テレビの音が聞きづらいという悩みに対応してくれると思います。

 

従来のスピーカーとミライスピーカー

ミライスピーカの仕組みは局面サウンド

通常のスピーカーはコーン型で内側に湾曲しています。

一方、ミライスピーカーは外側に湾曲していて、この構造が、高い周波数の音を遠くまで伝える仕組みとなっています。

販売会社の説明では、従来のスピーカーが点音源であるのに対し、ミライスピーカーは曲面の振動板全体で音を発生させるため、音波が平面波に近く、拡散せずに進む性質があると説明しています。

音波は、空気を圧縮して疎密を作る疎密波の“縦波”(進行方向に対して平行)ですが、同時に進行方向と垂直の向きに振れる“横波”も発生しているといわれており

この横波は、横波同士または縦波との間で干渉しないという特徴があり、縦波に比べて距離による減衰が少ない特徴があります。

逆に言えば、局面サウンド(ミライスピーカー)は低音を出すことが苦手で、各種のレビューでも、高音に偏りすぎているとか、音質が悪いなどのコメントが散見されます。

 

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