手の甲に特化した、ハンドピュレナ
いったいどういう成分が配合されていて、どういう効果があるのか
全成分を解析し、効果を分析してみました。
ハンドピュレナを成分から分析してみた
ハンドピュレナの全成分について、一つづつ、ごく簡単にまとめて次の項で解説していますが、驚くのはとにかくその種類の数
これでもかというくらい様々な成分が配合されています。
どの成分が良いと言うことでは無く、とにかく多数の有効成分が配合されています。
主なものとしては保湿成分
ごく一般的な物から、普通の商品には含まれていないだろうという物まで各種の保湿成分が数々配合されています。
また、保湿だけで無く、皮膚の働きを活性化させたり復活させるための成分、アンチエイジング成分も各種取りそろえてって感じで、
特定の、この成分がどうとかいうのは無いのですが、様々に配合されていて、こりゃあ、どれかは効くと言っちゃなんですが、それぞれの成分が相乗的に好影響を与えるだろう事が予想されます。
一般的なハンドクリームは保湿成分や油分を皮膚に補給することで、ダメージを補修するイメージですが、ハンドピュレナはそれだけで無く、皮膚そのものの活性化により、シワシワの見た目を改善する効果が期待できるハンドクリームです。
ＰＲ
ハンドピュレナの全成分解説
ハンドピュレナに配合されている全成分について、配合量の多い順に解説します。
ＢＧ
BGはブチレングリコールの略で、保湿剤として使用される成分です。
ハンドピュレナの主要成分で、他の成分の溶剤としても使用されています。
グリセリン
グリセリンも古来から使われてきた保湿剤です。皮脂膜の分解によって生成される皮膚成分であることも特徴です。
ベヘニルアルコール
ナタネ油から得られる油で、乳化補助剤や感触改良（増粘剤）として使用されます。
ステアリン酸グリセリル
界面活性剤の一種で、乳化剤や乳化安定剤として使用されます。製品が分離せず、適度に混合した状態を維持します。
エチルヘキサン酸セチル
粘性が低く無色～微黄色の液状油脂です。脂肪酸や乳酸などの酸とアルコール類が結合した成分で、エモリエント成分の1つとして化粧品に配合されています。
スクワラン
人間の皮膚にも存在する成分で、深海サメやオリーブオイルなどから抽出されるスクワレンに水素を添加して、安定化させた成分です。
皮膚に潤いを与えることで血行を改善します。
トリエチルヘキサノイン
皮脂膜に近い働きをするエモリエント成分の1つで、保湿効果や肌の柔軟化を促します。また、季節や産地によって成分がブレやすい天然油脂と比べて酸化や加水分解安定性に優れているため、油脂の代替として多くの化粧品で使われています。
メチルグルセス－２０
さっぱりとした使用感と、穏やかな保湿作用を有する植物系の保湿剤です。保湿作用、エモリエント作用、刺激緩和作用、保香性などがあります。
ナツメヤシ種子エキス
ナツメヤシ（Phoenix dactylifera）の種子から抽出される成分で、皮膚コンディショニング剤として利用されます。細胞増殖のスローダウンを促す効果や抗酸化能、血流の改善による皮膚の黒ずみの軽減作用があるとされています。また、老化防止やコラーゲンの増加など、美容成分としての特性も備えています。
スイゼンジノリ多糖体
スイゼンジノリから抽出した高分子多糖体で、ヒアルロン酸よりも高い保水力をもち、頭皮と髪に豊かなうるおいを与え、頭皮のキメを整え、髪にすべるようなツヤと感触をもたらす成分です。
クロレラエキス
皮膚の柔軟化、角質の水分量増加による保湿作用があるほか、皮膚細胞を活性化させる働きがあります。
ヒドロキシメトキシフェニルプロピルメチルメトキシベンゾフラン
角質層にハリを与える成分として、ハンドケアクリームなどに配合されています。
３－ラウリルグリセリルアスコルビン酸
グリセリンとビタミンCを融合させた保湿型のビタミンC誘導体で、外部ストレスへのバリア機能としての角層ラメラ構造（セラミドなど）を強化します。
抗酸化作用があり、紫外線ダメージを抑えたり、肌老化を予防する効果があります。また、シミの元であるメラニン色素の合成を抑え、還元作用によりメラニン色素を薄くする効果も期待できます。
クダモノトケイソウ果実エキス
パッションフルーツの果実から抽出されるエキスです。リンパ管様構造の形成促進作用、皮膚微小リンパ管内皮細胞の増殖促進によりリンパ液の流れを改善することから、皮膚のむくみ、くすみをケアする目的で配合されます。
マンダリンオレンジ果皮エキス
香料や皮膚コンディショニング剤として、シャンプーやトリートメント、化粧水、クリームなどのスキンケア化粧品に使用されます。
保湿効果／肌のキメの整え／ハリや透明感を与える／肌のバリア機能をケアする／角質層の細胞にハリを与える／皮膚深部からの内部反射光を増やす／角層透明度の向上／皮膚明度の向上／皮膚バリア機能の改善
などの効果が期待されます。
アスコルビン酸
アスコルビン酸は、合成ビタミンCのことで、製品内の成分の酸化を防止する働きがあります。
ヒアルロン酸Ｎａ
皮膚の中にも存在する成分で、皮膚の水分保持（保湿作用）の効果が期待されます。
（メタクリル酸グリセリルアミドエチル／メタクリル酸ステアリル）コポリマー
セラミドポリマーとも呼ばれ、セラミドをモデルとして新しく開発された保湿成分です。
肌への親和性に優れ、柔軟性のある弾力ポリマー構造により、肌のハリ、弾力を改善します。
パンテノール
保湿、細胞組織修復促進、皮膚を滑らかにする、抗炎症作用があり
体内でパントテン酸に変わるという意味でプロビタミンB5と呼ばれていて、皮膚の生成を促進する成分で新陳代謝を活発にする働きがあります。
ヒドロキシプロリン
コラーゲンの主要な成分であるアミノ酸の一種です。コラーゲンのらせん構造にきつく巻きつくことで、水素結合によってコラーゲンの三重らせんを安定化させています。
また、コラーゲンを合成するための酵素の働きを助けます。
アルギニン
水溶性のアミノ酸で角質層水分量増加による保湿作用があります。
ベタイン
糖蜜から抽出して得られる天然のアミノ酸誘導体です。植物や海産物などにも広く存在する物質で、吸収と保湿性が高く、優れた水分保持力を発揮します。
ラウロイルグルタミン酸ジ（フィトステリル／オクチルドデシル）
皮膚の疑似細胞間脂質（ラメラ液晶構造：皮膚や頭皮を保護する）を形成します。
そしてこの角質層の細胞間脂質に擬似細胞間脂質（ラメラ液晶構造）を物理的に補充・補強することによる皮膚のバリア改善作用が報告されています。
また、角層水分量増加および経表皮水分蒸散量抑制効果が認められています。
ベルガモット果実油
ベルガモットの果実からとれる植物油でアロマとしても広く使用されています。
交感神経を鎮静させ、リラックス効果と覚醒効果もあり、フローラルなトーンのある、明るくおだやかで、爽快な気分にさせる香りでリフレッシュ作用があります。
血行促進作用があり、皮膚の環境の改善にも効果が見込めるほか、殺菌・抗菌作用もあり、皮脂分泌過多で起こる脂漏性皮膚炎に作用する効果もあります。
レモン果皮油
レモンの皮から取れる精油で、消毒・殺菌作用があるほか、血液の循環改善作用があり、肌の環境を整えるほか、アロマの効果など様々な効能が期待できます。
ラベンダー油
アロマテラピーとして広く使用されており、リラックス効果が有ることからストレス解消にもなります。
古くから民間薬として、やけど、日焼け、解毒、抗ウイルス、抗うつ、抗菌、抗真菌、消炎、筋肉痛、消毒、鎮静、利尿、強心、血圧降下、虫刺されなどに使用されており皮膚の状態改善に効果が期待されます。
カニナバラ果実油
保湿効果に優れており、肌のキメを整え乾燥から守ります。
抗菌・消炎効果もあるため肌を清潔に保ちます。
ヒーリング、整肌効果があると言われており、またバラの香りによるリラックス効果も期待されます。
酢酸トコフェロール
合成ビタミンＥです。多くの化粧品に配合されており、スキンケアやファンデーションなどに広く使用されており、抗酸化作用やホルモンバランス是正作用から医薬品などにも使われています。
血行を良くして肌荒れを防止する効果や、皮膚の酸化を防ぐ抗酸化作用があり、また、炎症の原因となる活性酸素を除去する作用を持っているので、炎症を伴う赤ニキビの予防に効果を発揮します。
トコフェロール
ビタミンＥの別名です。肌の抗酸化作用、アンチエイジング効果が期待出来ます。
ヒドロキシプロピルメチルセルロース
粘度を調整し粘度あるいは製品の乳化安定性を保つ目的で様々な製品に使用されています。
キサンタンガム
トウモロコシなどのデンプンを発酵させて作られる成分で、食品などにも使われています。
増粘剤、増粘安定剤として幅広い用途で用いられています。
セルロース
セルロースは粉体になめらかな感触を付与し、また吸油性に優れていることから皮脂による油性感を抑えてマットな質感を付与する目的で粉体系メイクアップ製品などにも使用されています。
カルボマー
増粘作用（粘りけを出す）を目的に配合され、化粧品などに最も広く使用されている増粘剤のひとつです。
ジメチコン
シャンプーやコンディショナーなどによく配合されているシリコンです。
油性基剤、あるいは感触向上のために配合されていると考えられます。
シリカ
鉱物の一種で、人の髪や爪、骨、血管、関節などにも存在しており、免疫力の強化やコラーゲンの再生、髪や爪の強化などに関係していると考えられています。
乳 糖
乳糖は水に溶けやすく水分蒸発を防ぐことから、製品自体の水分を保持する目的で様々な製品に配合されています。
天然に存在する保水性をもつ糖類であり、様々な大きさの粒にしたものが物理的に古い角質を除去するスクラブ剤としてボディケア製品などに使用されています。
水添レシチン
そのままでは皮膚に浸透しない成分を、安定性を保持したまま皮膚内へ浸透させる効果（リポゾーム形成）があります。
また、乳化剤として水性成分と油分を分散する働きがあるほか水分を保持する作用が強いので、高い保湿力を発揮します。
ステアロイルグルタミン酸Ｎａ
水と混ざり合いやすく、サラサラした性質を持ち、肌に対して温和で、心地よい肌触りとなめらかな感触の使用感を与えます。
デカステアリン酸ポリグリセリル－１０
化粧品に乳化剤や分散剤として使用される成分です。水と油を乳化して安定させる働きがあります。
ＰＥＧ－６０水添ヒマシ油
安定的に成分を混ぜ合わせるための乳化剤です。
ウンデシレン酸グリセリル
皮膚にうるおいと柔軟性を与え、乳化剤としての働きもします。また、抗菌作用があり、製剤中の防腐剤を減量できるメリットがあります。
フェノキシエタノール
抗菌、防腐剤として使用される芳香族アルコールの1種で、自然界にも存在する成分で、緑茶などにも含まれています。
化学式ではアルコールの構造を持った芳香族アルコールですが、一般的なアルコールとは異なる性質を持った成分で、アルコールアレルギーのある人でも問題となることは通常なくフェノキシエタノールが配合されていても、一般的なアルコール類が配合されていなければアルコールフリー製品と表示されています。
酸化チタン
UVBおよびUVA散乱およびUVB吸収による紫外線防御作用を期待して配合されますが、白色顔料による着色が目的の場合もあります。
酸化鉄
着色料で、酸化鉄の種類によって黒、赤、黄色の着色に使用されます。
ＰＲ
コメント
[…] 宝実のお宝便利グッズ情報館2023.12.23手の甲特化ハンドクリームのハンドピュレナの全成分を分析してみた。https://takaraminoru.com/3144.html 手の甲に特化した、ハンドピュレナいったいど […]