疲労がたまると疲労臭で体臭がきつくなる原因と対策

疲労がたまると疲労臭というものが出てきて体臭がきつくなるって、ご存知ですか？

どうして疲れたら身体が臭くなるの・・・

疲労が溜まるとなぜからだが臭くなるのか、その原因と対策について解説します。

なぜ疲労がたまると疲労臭で体臭がきつくなるのか

身体を動かしたり、肉などを食べると身体の中でアンモニアが生成されます。

通常は、身体の中で生成されたアンモニアは肝臓で尿素に分解されるのですが、毎日の活動で疲労がたまってくると、疲労物質やアンモニアが作られる量が増えて、肝臓でアンモニアを分解するのが間に合わなくなってきます。

その結果身体の中にアンモニアが蓄積されて、アンモニアが体内をめぐり汗や呼吸などに混ざって体外に出て、その臭いが体臭となって臭うということになります。

疲労はある意味ストレスでもありますから、人間の身体の防衛反応として、身体を活発に働かせるために男性ホルモンの分泌を促して対応しようとします。

その結果更にアンモニアの生成量が増えたり、男性ホルモンの影響で体臭がきつくなったりします。

疲労すると食欲がなくなるのを見ても分かるとおり、胃腸の働きが低下します。

エネルギーを身体の活動に取られてしまって、胃腸が食べた物を消化するエネルギーにまで回せなくなるというのが原因ですが

食べ物が胃腸の中に長く滞留することで、食べ物や、消化されたあとの便が微妙に腐敗しやすくなり、これまたアンモニアの増加に繋がったり腐敗臭が血液などを通して身体の表面に出てくることになります。

直接は疲労臭とは関係ないですが、身体が疲れていることで、ついつい身体のケアがおろそかになりがちです。

早く寝たいからお風呂はシャワーで簡単にとか、朝は少しでも眠っていたいということで時間がなくなって、洗面や歯磨きなどの時間が短くなるなど

疲れているといつもよりはどうしても、身体をキレイにすることに手を抜きがちになるのも体臭をきつくする原因になります。

疲労臭は、疲労が原因ですから疲れないようにすればいい、休めばいい

といってしまえば簡単ですが、仕事などの追い込みでそう簡単には休めない、疲れがなかなか解消出来ない人も多いと思います。

そこで取り敢えず現状を何とかするための疲労臭を改善するための対策について解説します。

仕事で疲れて帰って飲む一杯のお酒が至福の時だという人も多いでしょうから飲むなとはいいませんが、忙しくて疲れが溜まっているような時期には、極力お酒は控える（少なくする）ようにします。

理由は簡単

・お酒は肝臓の分解能力を酷使しますから、肝臓を疲れさせるだけではなくアンモニアの分解も妨げることになります

・お酒は寝付きは良くしてくれますが、確実に睡眠の質は悪くしますから、疲労が取れにくくなります

・お酒を分解する時にでるアセトアルデヒドや酢酸はそれ自体が体臭の原因になります。

・お酒の飲み過ぎは胃の調子を悪くして、消化を妨げたり口臭の原因になったりします。

結局お酒自体が様々な体臭の原因になるばかりか、疲労の原因になって、更に悪臭を発生させるという悪循環が生じます。

タバコの臭い自体が吸わない人にとってはくさいですが、それ以外にも

タバコにはアセトアルデヒドや有害物質が含まれていて、これらの分解のために肝臓の能力を浪費してしまいます。

ですから出来れば禁煙、無理なら少しでも喫煙本数を減らすようにしましょう。

食べ物を消化するだけでも結構エネルギーを消費します。特に疲れている時には食べた物の消化にエネルギーを奪われないよう、消化の良い物を選ぶほか

肉類や脂っこいものは、分解されるとアンモニアやその他臭いの強いものを生成しますし、腸内細菌の働きを悪くして、腸の働きを悪くして、悪臭（体臭）の原因になります。

逆にヨーグルトなど身体をアルカリ性にして腸内細菌を活性化させるような食べ物を積極的に食べるのも良いかもしれません。

消化の良いものを食べることで、腸の中に食べ物や便が滞在する時間が少なくなることも体臭の減少に効果があります。

疲れていると面倒くさくなってシャワーだけで済ませがちですが、やはり湯船にしっかりつかることで疲労回復にも良いですし

新陳代謝を活発にすることで体内の有害な物質の排出を促進するとか、汗をかくことで毛穴に詰まった老廃物を押し流して綺麗にする効果もあります。

疲労がたまっている時には、体臭が出やすくかつきつい体臭になりがちです。

少しでも疲労を回復するよう、お酒やタバコを控えたり、睡眠を取り、、身体のケアもいつもより慎重にすることが大切ですが

消臭サプリで体臭をケアして、周りに迷惑をかけないことも大切です。