介護で結構問題になっているのが便臭ではないでしょうか。
私も、自宅で母を介護したことがありますが、自力でトイレに行けない事もあって、どうしてもおむつの中に便を出してしまうことがあります。
そうなると、後始末をした後も便臭が部屋中にこもり、換気やら、消臭剤の散布などバタバタすることになります。
高齢介護者の便臭はなぜ臭いのでしょう、腸内環境の改善などで便臭を改善できないのでしょうか。
あるいは、家族なら仕方ない?ですが、介護スタッフの方々は、他人の便の処理や匂いはどのように感じているのでしょう
そして、便臭を改善するには意外と消臭サプリが効果的です。それはなぜか、オススメの便臭サプリや、口コミなどについて解説します。
高齢介護者の便臭が臭い理由
便は元々臭いものですが、介護を受けている高齢者の便は特に臭いことが多いです。
なぜなら高齢の介護を受けている人だとどうしても腸内環境が悪くなりがちで、腐敗ガスの発生が多くなります。
また介護状態で運動不足、食も細くなりがちですから便通も悪いのが普通ですから、体内に便が留まっている時間も長くなり、更に腐敗が進む事になります。
さらに、介護を受けている人は様々な薬を服用していることも多く、薬の影響で腸内環境が悪化したり、便通が悪くなったり、あるいは薬そのものの影響で匂いが発生したりします。
高齢者の腸内環境の改善は難しい
便臭を抑えるために腸内環境を改善して、腸の働きを活発にする、いくつかの方法があります。
・運動をして、腸に刺激を与えて腸の蠕動運動を活発にする。
・乳酸菌などを含む食品を積極的に食べる。
・食物繊維などを豊富に含む食品を食べる。
ところが、介護状態の人は、運動はほとんど出来ませんから、運動によって腸を刺激するという方法は難しいのではないでしょうか。
また、私の祖父が生前、自力歩行は出来るけれど、普段はベッドの上で寝たきりという状態が続いていました。
自力歩行は可能でしたから、時々家族と一緒に車で出かけたりすることが有りましたが、30分もすると、毎回トイレに駆け込むことになります。
なぜって、立ち上がって身体を動かすことで腸内の便が「重力」で下の方の出口付近におりてきて、便意を催すという理由です(^^;)
自力歩行できない介護状態の人はほとんど横になって寝ているか、せいぜい座っている程度ですから、それでなくても便通が悪くなるはずです。
また、乳酸菌などを積極的に取り入れる方法も、高齢者になると長年の生活で、腸内の善玉菌やら悪玉菌などの割合が固定化されてきていて、今さら?乳酸菌などを摂取しても、そう簡単には腸内環境は変化しません。
特に、高齢者の場合、介護状態であれば食も細くなってきているので、あまり多くの量を食べることが出来ません。
そうなるとどうしても、効率的に栄養分を摂るために高カロリーや高タンパク質の食品が多くなり、かさばる食物線維の多い食品を大量に食べるのも難しくなります。
あるいは、便の量が増えると、便が途中で詰まってしまったり、便の処理が大変になるというつまらない心配も出てきます。
介護スタッフは高齢者の便臭をどう思っているのか
家族であっても介護老人の便臭は何とかならないものかと感じるくらいですから、赤の他人の介護スタッフの方は便臭についてどう思っているのでしょう。
有るQAサイトで介護職の人の生の声が出ていたのでいくつか書きだしてみます。
内容は一部要約しています。
介護スタッフの声1
私自身は、この仕事を始めた当初から尿便臭には殆ど抵抗なく対応出来ましたが
特に高齢者は病気や薬の影響で、便臭が余計にキツい場合もありますから、それらが辛い方には仕事自体が辛いと思います。
便臭に慣れない方は全く慣れません。何年経っても駄目だという方もいます。
介護スタッフの声2
介護スタッフや、自宅介護している者はあの便臭に慣らされてしまうのです。
慣らされてしまうと云っても、便臭や汚なさを感じなくなる訳ではなく、受け止めると云う心が負担なく対応できるようになるのだと思います。
私も、始めの頃おむつを換えるときはしっかり両手にゴム手袋でした。手に汚物がつこうものなら、爪の臭いを嗅ぎながら何度も何度洗いましたが、月日が経つうちに汚いと云う感覚は鈍り、右手だけゴム手袋で平気になりました。
介護スタッフの声3
便臭はもちろん臭いです。しかしながら、我が子と同じで、臭さより、出て良かった。の方が強いですかね!!
介護になると、ろう便(ウンコで遊んじゃう。)や、放便(辺り構わず、そこらへんでしちゃう)があります。
介護職の中には、どうしても臭いがダメって人もいます。そんな人は年中、マスクをして対策しています。
エピソード
私の母が入所している施設から通っている、あるデイケアのサービスでは、月に一回、外のレストランで外食をさせてくれます。
ところが有る時、母は便秘対策のための、いつも飲んでいる下剤の影響で、レストランに着いた所でそそうをしてしまいました。
後から聞いた話では、介護職員の方はそのレストランのトイレで母の汚物の処理をしてくれたそうです。
おそらくその後介護職員の人は、便の後始末をした後、皆さんと一緒に食事をされたと思いますが、便の処理をしたすぐ後に食事をするのも辛いものがあると思います。
その話を聞いて私はその職員の方に、本当に申し訳ないと心から思いました。
介護の便臭に困った時にサプリが役立つ理由
前の章で介護職員の方の声をいくつか書きだしてみましたが、みなさん献身的に介護をされています。
慣れるというよりは、介護される人の身になれば気にしている暇は無いということなのでしょうが、それでも臭い便臭は気になると思います。
しかし前にも述べたとおり、介護状態の人は、毎日、生活しているだけで大変な場合も有りますから、簡単に腸内環境を改善して、便臭を少なくするといっても限界があります。
そこで役に立つのが消臭サプリです。
サプリメントを飲むだけで、悪臭が少なくなります。
さすがに完全無臭というわけにはいきませんが、極端な悪臭は押さえる事が出来ます。
サプリを一粒飲むだけですので、特別な手間暇はかかりません。
ほんのちょっとした心遣いですが、介護をされている人の事を考えると、あるいは自宅で介護している場合ならなおさら、少しでも便臭が和らげば、ずいぶん助かると思います。
介護の便臭にオススメのサプリ
便臭にお困りの方にオススメするのはデオラボのハーバルスタンダードです。
消臭成分に使われているFeクロロフィリンは特に便臭に効果が有ります。
Feクロロフィリンは便臭の原因である、窒素化合物やメチルメルカプタンのような含硫化合物の消臭に有効だとされています。
ある実験では、含硫化合物の硫化水素とメチルメルカプタンに対するFeクロロフィリンの感応検査で、被験者6名の全員が「臭気が感じられなくなった」という結果が出ています。
また、G、L、Cという匂いセンサーを使用した実験でも、Feクロロフィリンの消臭効果が5分後にほぼ100%に達している実験結果もあります。
さらに、ペパーミントが配合されているので、ペパーミントの爽やかな香りで、ある程度便臭もマスキングされることになります。
原材料は桑の葉から取れる葉緑素と、ハーブのペパーミントから生成されていますから副作用などの影響もまず考えられません。
注:因みに便の色は葉緑素と鉄分の影響で黒緑色になりますから、便の処理をされる方にはその旨伝えておいた方が驚かれないと思います。
それから、元々デオラボ・ハーバルスタンダードは体臭対策のためのものですから、便の匂いが低減されるだけでなく、身体から出る便臭や悪臭に対する対策にもなるはずです。
デオラボ・ハーバルスタンダードを介護(便臭対策)で使った人の口コミ
・大腸癌で人口肛門を着ける事になった父親の為に購入しました。父親の評判もよく、追加で2袋購入しました。
・効果あると思います!トイレのニオイがほぼなくなったと実感できます。
・便の色が黒くなって実感するね。臭いにおいがうそのように消えました。
・人工肛門のため、そそうをして便が漏れてしまった時便の臭いにおいがまわりに拡がらないので重宝しています。
・効果はありました。ただ、カプセルなので認知症の母に飲んでもらうのに苦労をしました。
・2週間たちますが、屁の臭いが半減~無臭になりました。体臭や口臭などは効果が分からず、また書きに来ます。
・このサプリメントと整腸剤を一緒に服用したところ、翌日から便の臭いが劇的に抑えられました。服用を停止すると以前の状態に戻りました。
・鉄分が入っているので貧血に効果があった。
まとめ
高齢者の介護などで、便臭は結構気になる部分です。
一方、高齢者で介護状態という特性上、便臭を抑えるために腸内環境を改善するということにも限界があり、やはり便そのものの匂いを減らせれば、ずいぶん助かる部分があります。
その点で、デオラボ・ハーバルスタンダードは、元々体臭(エチケット)対策のために作られたものなのですが、含まれているFeクロロフィリンが便臭に良く効く成分ですから
介護現場でも使用すれば便臭という問題もかなり軽減されるのではないかと思います。
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