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東北、北海道の人と九州の人では暑さ寒さに対する感覚が違う理由

地域性

 

東北、北海道の人と九州の人では暑さ寒さに対する感覚が違いますというと

当たり前じゃ無い、寒い地方の人は寒さに強く暑さに弱い

暑い地方の人は暑さに強くて寒さに強い

と言われそうですが

そうではなく、東北、北海道の人と九州の人では暑さや寒さに対する感覚が違うのです。

 

東北北海道と九州

 

東北、北海道の人は暖かいことを心地よく感じ涼しいことを不快と感じる

東北、北海道の人は暖かいことを心地よく感じ涼しいことを不快と感じます。

こう言うと何かあたりまえの様な感じがしますが、この感覚は九州など、暖かい地方の人の感覚とは異なっています。

 

どういうことかというと

暑くも寒くも無い穏やかな日に、暖かい空気が流れてくると、東北、北海道の人は快感に感じますが、逆に「涼しい風」が肌に当たると不快に感じてしまいます。

もちろんこれは相対的なものですから、必ずしもそうなるというものではありませんが、平均的にみるとそうなります。

 

寒い地方の人は真冬の強烈な寒さを、子供の時から体感していますから、潜在的に涼しい=冷たい=苦痛と感じてしまいます。

もちろん真夏のクソ暑いときなら、涼しい風が吹いてくることは歓迎するでしょうが

微妙な環境にあるときには、相対的に暖かいことは快感、涼しい=冷たいということは不快と感じる傾向があります。

 

夏の涼しい風

 

九州の人は暖かいということを不快に感じ涼しいことを快感と感じます

逆に九州など暖かい(暑い?)地方の人の場合、微妙な環境にあるときに暖かい風が吹いてくると不快に感じ、涼しい風が吹いてくるとこれを快感と感じます。

もちろん真冬のとっても寒いときには暖かさを求め、寒くならないようにしますが

それでも、天気が良く太陽が照っているときには、南国で気温が比較的高いということもあり、真冬の寒い時期でも窓を開けて空気がよく通るように開けっ放しで過ごすということがよくあります。

やはり、真夏の焼けるような太陽の熱によるダメージという感覚が大きいからなのでしょう。

 

暖かい地方の人は寒さを我慢し寒い地方の人は寒さを我慢しない

一見逆のように思えますが、実際は暖かい地方の人は寒さを我慢し寒い地方の人は寒さを我慢しないという傾向があります。

どういうことか説明すると

暖かい地方に生まれ育った人は、寒くなると、洋服を着込んだりして寒さを防ごうとします。

寒い地方に住んでいる人は、もちろん暖かい服を着込んだりしますが、例えば室内にいるときは、ストーブやエアコンを強めにして暖かくして、室内では薄着?で過ごそうとします。

特に北海道の人などは室温を30度くらいにして、半袖で過ごしたりする場合もあります。

 

雪の積もっている風景

暖かい地方では、家の作り自体が放熱するように作られていて、断熱はあまり考えられていないという理由もありますが

どちらかというと暖房を使うよりも、厚着することで寒さに耐えようとします。

冬の北海道で寒さを我慢しようとすれば生死に関わることになりかねないのに対して(^_^;)

暖かい地方では、少し我慢すればやり過ごせることが多いという環境も関係しているのでしょう

 

まとめ

生まれ育った地方によって人は暑さ寒さに対する感覚が違います。

寒い地方の人は暖かいことを快感と感じ涼しい(冷たい)ことを不快と感じる傾向があり、逆に暖かい地方の人は暖かいことを不快と感じ涼しいことを快感と感じる傾向があります。

暑い、寒いという場合に生まれ育った地方によって感覚が違うということを理解しておくと、異なる出身地の人と一緒に過ごすときに、相手の気持ちを理解する一助になるのではないかと思います。

 

出身地が異なる人と一緒に生活したり、仕事をしたりする場合この辺りの間隔を頭の隅に入れておくと、無用なトラブルが避けられるのではないかと思います。

 

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