床のダニ対策としては、床全体をフローリングにしてしまえばよいのでしょうが、なかなかそうも行きません
畳や、カーペットの部屋のダニ対策
小さな子供がいるから薬は使いたくないという場合も多いでしょう。
そこで薬を使わないカーペットや畳のダニを取り除く方法について考えてみたいと思います。
お部屋の環境をダニが住みにくい環境にする
畳やカーペットの直接的なダニ対策を考える前に、まずは、お部屋の環境をダニが住みにくい環境に変える事を考えてみましょう。
室内になるべく水槽や鉢植えは置かない
ダニは湿気を好みますからなるべく室内に水槽や鉢植えは置かないようにします。
そうはいってもどうしても、水槽や鉢植えを置きたい場合は
なるべく風通しの良い場所に置いて、湿気がこもらないようにすることや
鉢植えの受け皿などに水が溜まらないようにしたり、鉢植えはなるべく乾燥気味にするか、あまり水をやらなくても良い植物にするなどの対策もあります。
洗濯や掃除は毎日やる
下着にこびりついた垢や汗などはダニのエサになります。
洗濯物を置いておけばダニの格好のエサ場に!
毎日洗濯して、エサを与えないようにします。
そういう意味で、掃除機も毎日かけること
ダニそのものを吸い取るだけじゃなくて、床に落ちたフケや抜け毛等もダニのエサになります。
畳の上にカーペットを敷いたり、カーペットの上にラグなどを敷かない
ダニはどうしても隙間が大好き、湿気もこもりやすいし薄暗いところはダニの巣窟に
掃除機をかけても吸い取りにくいしホコリや、エサになる人のフケや垢なども溜まりやすくなります。
こまめに部屋の換気を行う
ダニは乾燥を嫌います。室内に湿気がこもらないように天気の良い日には、こまめに換気を行うようにしましょう。
部屋に換気扇がある場合は積極的に使用するようにします。
人間にとって心地よい新鮮な空気を送り込むことは、ダニには超不快な環境になります。
定期的にエアコンの除湿機能を使う
ダニは湿気を好む反面、乾燥には弱いですから、換気と同じで、エアコンで定期的に除湿することでダニたちの生活環境を悪化させて、住みにくくします。
ソファーなどはなるべく革製の物を
布製のソファーなどはダニの巣窟になりがちです。ソファーはなるべく革張り(合成皮革)の物を選ぶようにします。
また、テーブル掛けや、家具のカバーなどに、厚手の布や毛が付いている物などを使うと、これまたダニの巣になってしまいますから、使わないようにしたほうが良いです。
床のダニを直接退治する
こまめに掃除機をかける
前のところで、ダニのエサとなるゴミなどをしっかり吸い取るためにこまめに掃除機をかけるといいましたが
ダニそのものも掃除機で吸い取ってしまいましょう。
こつはなるべく同じところをゆっくりとかけること
掃除機のヘッドを強く床に押しつけてもダニは吸い取れません
床にしがみついているダニがあきらめて、床から脚を離すまでじっくり掃除機をかけるイメージでかけるようにします。
スチームアイロンを使う
畳やカーペットを天日干しにしても、乾燥する点では多少の効果が有りますが、
ダニ君達は、日があたると裏側や奥の方に待避するだけで、ほとんど防ダニ効果は期待できません
やはり、直接的に高温で退治するのが効果的です。
直接、畳などにあてるとアイロンとこすれて傷みますから、薄いタオルなどの上からかけるようにします。
また、ダニの退治が終わった後は、ダニの死骸を掃除機で吸い取って綺麗にしましょう
ダニの死骸もアレルギーの原因になります。
ダニ捕りロボ
ダニ捕りロボは、薬を使わず、ダニが好む誘引剤でおびき寄せて、中に入っている乾燥剤で絡め取って、ダニを干からびさせてしまう便利グッズです。
約2週間で、ダニ捕りロボを設置した一定の範囲のダニを壊滅させるという実験結果もあります。
詳しくはダニ捕りロボ公式サイトで↓
【ダニ捕りロボ】
まとめ
ダニは乾燥に弱く、ほどよい湿度のところを好みます。また、明るいところも苦手ですから、物陰になっているようなところを狙って、掃除機をかけたり、ダニ捕りロボなどを効率的に設置する方法も有効です。
また、ダニのエサになるチリやホコリなどもこまめに掃除することもダニ対策のために必要です。
薬剤を使ってダニ対策するのも良いのですが、安全といっても、やはり殺虫剤などには有害物質が含まれていて、なにがしの悪影響のリスクはあります。
出来れば薬を使わず、安心してダニ対策をしっかり行えると良いですね。
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