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双眼鏡をコンサートに持っていくならオススメの人気機種と選び方

双眼鏡

 

大好きなアーティストのコンサートに行くのに、ちゃんとあこがれのスターの顔や姿をはっきり見たい

ということで、双眼鏡を持っていこうと思ったとしても、イマイチどういう双眼鏡を選べばいいか分からない

そういう人の為に、コンサートに持っていく双眼鏡を選ぶ際のチェックポイントと、コンサート用双眼鏡のオススメの人気機種について解説します。

 

広いコンサートホール

コンサートに持っていく双眼鏡のチェックポイント

コンサートに持っていく双眼鏡にも重要なポイントがあります。何でもかんでも高性能であればいいというものでもありません

そこでコンサート用の双眼鏡のチェックポイントについて説明します。

 

双眼鏡の倍率は8~12倍

倍率が低すぎても肉眼で見たのと代わり映えがしなければ意味がありませんし、かといってあまりにも高倍率だと、動き回るアーティストに焦点が合わせにくかったり

何よりも手ぶれで、しっかりとアーティストの姿を捉えることが出来なくなってしまいます。

 

オススメは8倍程度なのですが、ドームやアリーナなどの広いコンサート会場の後ろの方の席だと、8倍だと、せっかくのアーティストの顔も豆粒くらいにしか見えず、がっかりということにもなりかねません。

時として、会場の広さによっては10~12倍くらいのものが良い場合も有ります。

 

具体的に言うと、双眼鏡の倍率8倍、座席からステージまで60mとすると

計算上、アーティストはあなたの前方7.5m前に立っているように見えます。

 

これなら広い室内の端と端くらいの距離ですから、結構満足出来る距離だと思います。

所が、ドームなど広いコンサート会場でアーティストとの距離が120m有ったとすると、倍率8倍の双眼鏡で見た時の見かけの距離は15mとなります。

 

15mなら結構近いような気もしますが、このくらい離れていると、仮に道路を歩いていて知人が近づいてきたら、本人とはっきり識別は出来ますが、詳しい顔の表情とかは分かりにくいですし、

最近は大画面のテレビで、アーティストの顔がはっきり分かるような映像に慣れていますから、ちょっと物足りないという感じになります。

色々な人の意見を聞いていても、ドームなどの後ろの方の席だと8倍だと見えにくかったという人が結構います。

 

双眼鏡でアーティストを見たところ

注意するのは倍率が10倍を超えた辺りから、手ぶれの影響が比較的強く出てきて、双眼鏡で見た像がぶれがちになりますから、むやみに倍率を大きくすれば良いというものでもありません。

因みに日本武道館、東京国際フォーラム(ホールA)などですと、後方の席から、アーティストのいるステージまで120m、東京ドームなら200mほどあります。

 

見える範囲も重要

AKB48、ジャニーズ、エグザイルなど大人数のパフォーマンスがあったり、動きの激しいアーティストの場合、双眼鏡で見える範囲が狭いと、レンズの中にアーティストを捉えるのが難しくなります。

双眼鏡で見える範囲は、他の性能との兼ね合いになりますから、一概に広ければ良いというものではありませんが、広ければ広いほどステージの広い範囲を無理なく見ることができます。

ですから、双眼鏡のカタログ性能の「見かけ視界」の広いものを選ぶのも良いでしょう。

 

参考:見かけ視界=実視界×倍率
双眼鏡の見かけ視界

明るさ

昼間の屋外コンサートであれば明るさを気にする必要はありませんが、夜間コンサートや室内のコンサートの場合、ステージ上は明るくても周りが薄暗いと瞳孔が開いていて、双眼鏡で見ると暗く感じる場合があります。

夜間や室内でのコンサートの場合はカタログスペックの「ヒトミ径」や「明るさ」をチェックしてみましょう。

比較的薄暗い会場の場合は双眼鏡のスペックとしては、ヒトミ径が3mm程度以上、明るさは9~25くらいのものを選ぶとより肉眼に近い明るさになります。
(数字が大きいほど明るく見える)

 

双眼鏡を選ぶ時、性能の見方や比較、シーン別の選び方のポイントは

 

なるべくコンパクトで軽いものを選ぶ

大きなものだと持ち運びに不便ですし、周りにも迷惑がかかります。

また、長時間見ていると腕が疲れますからなるべくコンパクトで軽い物を選びましょう。

大きさや重さは性能と反比例することが多いので一概には言えませんが重さが300g以下であれば、持っているのがあまり気にならないようです。

 

メガネを使う人はアイレリーフに注意

アイレリーフ

双眼鏡を使う時にメガネが必要な人はアイレリーフ(接眼レンズから像が問題無く映る距離)が13~15mm以上のものが見やすいです。

メガネをかけたまま双眼鏡を見る場合双眼鏡のレンズと目の間にメガネが入り、距離が空くことになります。

メガネをかけていなくてもアイレリーフが長いと双眼鏡が見やすくなります。

 

コンサートに持っていく双眼鏡のオススメ商品

今回ご紹介する製品について

今回ご紹介する製品については

ペンタックス1機種

オリンパス1機種

ニコン4機種

ビクセン1機種となっています。

いずれも国内の双眼鏡メーカーでは一流のメーカーとなっています。

 

これ以外にも、名前の知られていない安価な製品は存在しますが、双眼鏡というのはカタログ性能だけでなくピントがしっかり合っているか、光軸がずれていないかなど

微妙な部分で、安心出来るメーカでないと、使ってみてこんなはずじゃなかったということになりかねません。

 

特に大好きなアーチストを見に行くコンサートで、滅多にない生の姿を見ることができるチャンスに、ピントがずれていてはっきり顔が見えなかったとか、像が二重に映っていたとかになれば、せっかくの機会が台無しになってしまいます。

 

ただし、そうは言っても、アーティストのパフォーマンスを見に行くのが本来の目的で、双眼鏡はよりアーティストを身近に見るための単なるグッズですから

今回はそこそこの値段という製品を選んでいます。
(実売価格4000円~8000円程度)

 

またコンサート会場に行くという特質から、携帯性に優れた双眼鏡、

ただし、ハイスペックにはこだわらずに必要最低限の性能を持っている製品ということで選んでみました。

対物レンズ有効径

コンサートに最適なオススメの双眼鏡7機種

オススメの双眼鏡は

・ペンタックス 8×21UCFR

・オリンパス 8×21DPCI

・ニコンスポーツスターEX 8×25DCF

・ニコンスポーツスターEX 10×25DCF

・ニコントラベライトⅥ 8×25CF

・ニコントラベライトⅥ 12×25CF

・ビクセンアリーナ M8×25

の7機種です。

 

機種中の表示で8×25などとなっているのは

倍率×対象物側のレンズの直径 です。

つまり、8×25というのは倍率8倍 対象物側のレンズの直径25mmとなります。

レンズの直径は大きくなればなるほど双眼鏡の性能は良くなるものの、サイズが大きくなり携帯性は悪くなります。

オススメ機種の性能一覧表
双眼鏡のオススメ機種性能比較

オススメの機種の中での選び方

各機種のそれぞれのオススメポイントはあとの方で説明しますが、選び方としては

まずは「倍率」で機種を絞ります。

そのあと、各種性能はどれを重視するかで決まってきます。

 

視界を重視するのであればニコンスポーツスターEXシリーズが比較的広い視界になっています。

明るさを重視するのであればニコンの一部の機種やビクセンの製品

メガネを外せないのでアイレリーフを重視するのであればビクセンの製品かニコンのトラベライトまたはペンタックスの製品がオススメです。

携帯性や重量を気にするならオリンパスかペンタックスの製品という事になります。

 

ペンタックス 8×21UCFRのオススメポイント

ペンタックス 8×21UCFR

何がオススメというか、今、Amazonで1番売れているベストセラーです。

全般的にバランスが良く、価格などのコストパフォーマンスが良いことが人気の秘密です。

スタイルも独特の使い勝手が良さそうなコンパクトな仕上がりになっています。

特に重視する性能が無いのであれば、この製品が使えるシーンは広いと思います。

ペンタックス 8×21UCFR

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オリンパス 8×21DPCIのオススメポイント

オリンパス 8×21DPCI

この製品も比較的にまとまった性能になっています。

今回紹介している製品の中では最軽量になります。

やはりコンサートでは、アーティストのパフォーマンスを見ることが目的ですから、軽量で重くないという点は重要です。

見た目もオシャレで可愛いイメージです。

オリンパス 8×21DPCI

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ニコンスポーツスターEX 8×25DCFのオススメポイント

ニコンスポーツスターEX 8×25DCF

ニコンスポーツスターEX 8×25DCFは視界が広いのが特長です。アーチストの人数が多かったり(グループ)、動きが激しい場合などに見やすいと思います。

ヒトミ径も3.1で比較的に暗い場所でもよく見えます。

8倍なので、手ぶれの心配も少ないです。

防水機能つきなのも嬉しいです。

ニコンスポーツスターEX 8×25DCF

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ニコンスポーツスターEX 10×25DCFのオススメポイント

ニコンスポーツスターEX 10×25DCF

ニコンスポーツスターEXシリーズの倍率10倍タイプです。

8倍タイプよりわずかに画面が暗くなりますが、ドームや広いコンサートホールなどで高い倍率のものが必要な時に選ぶと良いでしょう。

防水機能つき

ニコンスポーツスターEX 10×25DCF

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ニコントラベライトⅥ 8×25CFのオススメポイント

ニコントラベライトⅥ 8×25CF

ニコントラベライトⅥ 8×25CFのオススメポイントは比較的明るい視界とアイレリーフが長いのでメガネをかけての使用がしやすい点です。

視界についてはやや狭くなっています。

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ニコントラベライトⅥ 12×25CFのオススメポイント

ニコントラベライトⅥ 12×25CF

ニコントラベライトⅥ 12×25CFのオススメポイントは、やはり倍率が大きい(12倍)ということ

ドームや広いコンサートホールの後方辺りから使うならやはりこのぐらいの倍率があった方が、アーティストの顔などがよく見えると思います。

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ビクセンアリーナ M8×25のオススメポイント

ビクセンアリーナ M8×25

像が比較的に明るく、アイレリーフも長いのでメガネをかけていても見やすいという特徴が有ります。

ビクセンアリーナ M8×25

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まとめ

アーチストを間近に見るなら、それなりの双眼鏡を使ってみた方がクリアに見えます。

また、コンサート会場の広さやアーティストの状態によっては倍率が高かったり、視界が広い双眼鏡の方がせっかくのコンサートをしっかり楽しむことが出来る場合も有ります。

それぞれのシーンにあった双眼鏡を選んで、素晴らしいアーティストとの一時を楽しんできて下さい。

 

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