コンサートなどに双眼鏡を持っていくならペンタックスのタンクローが定番ですが
8倍と10倍どちらを選べば良いのでしょう
それぞれの特徴と、シーンに合わせた選び方について解説します。
タンクロー8倍と10倍の見え方の違い
ペンタックスのタンクロー
UP8×21(8倍)とUP-10×21(10倍)の違いは、倍率だけです。
注:双眼鏡は倍率×対物レンズ径(mm)で表現します。
対物レンズ径が大きければ大きいほど画面が明るくなりますが、それだけ双眼鏡自体が大きく重くなります。
倍率の違いを分かりやすく言うと
50m先のステージ上のアーティストが
8倍だとあなたの6.25m前に
10倍だと5m前にいる様に見えます。
これだと、どちらでもいいように感じますが
もっと広い所、アリーナとかドームが会場の場合、後ろの方の席とステージまでは100m以上ある場合もあります。
となると、仮にドーム球場の後ろの方の席で、アーティストと160mくらい離れていたとすると
8倍だと、見かけ上20mくらいの距離になります。
20mだと近いようにも見えますが、距離的には広い道路の斜め向かいぐらいにいる感じで
知人ならそれと分かる程度で、ある程度顔も分かりますが、細かい表情とか、仕草などはハッキリとは分からないかもしれません。
そうなると8倍と10倍の違いは結構大きな差となって出てきます。
では倍率は大きければ良いのかというと一概には言えません
双眼鏡では8倍くらいまでは、手軽で、手ぶれも起きにくいですが
10倍を超える辺りから、手ぶれが目立ってきて、画面が揺れて見づらくなります。
選び方としては、あまり広い会場ではない、あるいは、広い会場でもアーティストのパフォーマンスをしっかり楽しみたいので顔などをじっくり見なくて良い
というのであれば8倍タイプを
会場が広いけれど、なるべくしっかりアーティストの表情や仕草を見たいという場合には10倍を選ぶと良いでしょう。
タンクロー8×21も10×21も
どちらも大きさは11cm×8cm、重さ210gとコンパクトですから、コンサート会場でも邪魔にはならないと思います。
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