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ハズキルーペと老眼鏡の違いは何、何のために使うの、使い方は

メガネ

 

ハズキルーペは年配の方が手元の細かい文字を見たり、細かい作業をやるためのツールと言うことで老眼鏡のようなイメージがありますが、ハズキルーペと老眼鏡は何が違うのでしょう

 

ハズキルーペが老眼鏡でないとしたら何に使うためのものなのでしょう

使い方は?

 

 

ハズキルーペと老眼鏡の違い

老眼は、加齢に伴って、目のレンズ(水晶体)が固くなったり、周りの筋肉などの力が弱くなって、レンズを大きく膨らませることが出来なくなった結果、目の近くに焦点を合わせられなくなる現象で、

老眼鏡は凸レンズであらかじめ焦点を近くに持ってくることで、目の近くに焦点を持ってくる機能を補助するものです。

老眼鏡の仕組み

 

一方ハズキルーペはメガネ式の拡大鏡、ルーペです。

小さなものを大きく拡大して見ることができます。

拡大鏡(ルーペ)は凸レンズですから、結果的に焦点距離は近くに合いやすくなります。

そういう点が、ハズキルーペを老眼鏡のようなものと混同してしまう原因になっています。

ハズキルーペで拡大して見たところ
ハズキルーペ

 

老眼鏡じゃダメなの?なぜハズキルーペが必要なのでしょう

老眼鏡は、老眼の人が近くに焦点を合わせるためのメガネ

そしてハズキルーペは拡大鏡(ルーペ)です。

 

でも、なぜ老眼鏡だけではダメで拡大鏡が必要になるのでしょう?

 

加齢による視力の低下には単に、近くに焦点を合わせられなくなるだけではありません。

 

軽度なものも含めると加齢性の白内障になる人は

40代で約40%

50代で約65%

60代で約75%

70代で約85%

80代でほぼ100%だそうです。

白内障になれば、視界全体がかすんできたり、視力が低下したりします。

老人の目の見え方
こんな感じで見えます。

 

白内障だけでなく、加齢により

・コントラストが分かりにくくなる

・薄暗いところで見えにくくなる

・水晶体や角膜、網膜の劣化

などによって、目の解像度が低下します。

 

要は1000万画素のデジカメが30万画素のデジカメに

クリアな4Kテレビが、昔のアナログテレビになるようなもので

年齢と共に、焦点が近くに合わせられなくなるだけでなく、小さな細かいものが判別しにくくなります。

 

焦点はあってんだけど、イマイチ何が書いてあるのか、どんな形をしているのかよく分からなくなってきます。

「3」なのか「8」なのか、「ろ」なのか「る」なのか「小さすぎて読めな~い!」

でも、ハズキルーペで、拡大して見ればよく分かる。

しかも、メガネ式なんで両手が使えるので、老眼鏡をかけているのと同じ感覚でものを見たり、作業をすることが出来るようになります。

 

また、ハズキルーペは普通のルーペと違って、比較的広い範囲を見る事が出来ますし、レンズの周辺でもゆがみが少ないですから違和感も少なく使う事が出来ます。

あなたも普通のルーペ(虫眼鏡)持ってたら試して見れば良いですが

メガネのように目に当てて何かを見ようと思えば、画面がゆがまずに見える範囲も狭く焦点距離もものすごく近くなります。

 

高齢者の視力低下には様々な弊害が

高齢になると、視力低下により、文字を読むのがおっくうになったり、細かい作業が面倒になって、趣味だったことをやめてしまったりする事も多いです。

虫眼鏡で新聞を見たところ

 

その結果、高齢者の視力低下は学習や理解、記憶といった脳機能や認知機能に影響を及ぼし、認知症になりやすかったり、社会生活に対して消極的になっていく一因になり、その結果うつ病に繋がることもあります。

 

そんなときに、たかがメガネ式拡大鏡のハズキルーペですが、ある意味、高齢者の視力を10年とか20年若返らせることになり

高齢者の生活のQOLを向上させる効果は単なる便利グッズというだけでは終わらないと思います。

 

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老眼でスマホが見えない人

 

ハズキルーペのタイプ別使い方完全解説

ハズキルーペは大きく分けて3種類ある

ハズキルーペには大きく分けて3種類あります。

・ハズキコンパクト

・ハズキラージ

・ハズキクール

 

コンパクト

ハズキルーペコンパクト

ハズキルーペの標準タイプです。

大きめのメガネの上からは少しかけづらいので、単独での使用が好ましいと思います。

 

メガネの上からかけて使いたい人は次に紹介するラージタイプの方がよいでしょう

ファッション的には、スマートな感じがしてかっこいいので、見た目優先の方もコンパクトが選択肢に入ると思います。

ハズキルーペ・コンパクトの特長や使い方、口コミを解説します。

 

ラージ

ハズキルーペラージ

メガネの上からかけて使いたい場合はラージを選択しましょう

高齢になるとハズキルーペだけでなく老眼鏡を併用しないと焦点を合わせきれなくなる人も増えますし、左右の視力が違う人や、乱視の人だと、普段使っているメガネの上からかけて使いたいはずです。

視界も広くて見やすいので、無難な選択とも言えます。

新ハズキルーペ・ラージの特長や使い方、口コミを解説します。

 

クール

ハズキるペクール

携帯用のコンパクトタイプですから、カバンの中などに入れておいて、ちょっと使いなどの歳に便利です。

メガネの上からかけるのはちょっと難しいと思います。

ハズキルーペ、クールハズキの倍率に1.6倍はあるの、口コミは

 

 

レンズの倍率

レンズの倍率は

1.32倍

1.6倍

1.85倍(ラージとコンパクトのみ)

の3タイプあります。

 

1.32倍

画面を一回り大きくしたくらいの拡大率です。

焦点距離が合いやすいのは50~70cmくらいですから、パソコンの画面などやや離れた物を見るのに好都合です。

手元の小さなものを大きく拡大して見たい場合にはやや物足りないと思います。

 

1.6倍

焦点距離が合いやすいのは30~40cmくらいです。

視力が低下した人が本を読んだり、手元の細かい作業を行うときに便利です。

 

1.85倍

焦点距離が合いやすいのは20~30cm程度です。

かなり視力が低下していて大きく拡大して見たい場合に選択します。

 

ハズキルーペの倍率と見え方は?どのように選んだら良いのでしょうか

 

カラーレンズとクリアレンズ

ハズキルーペカラーレンズとクリアレンズの比較

ハズキルーペにはどのタイプにもカラーレンズとクリアレンズがあります。

違いは

液晶画面などから出るブルーライトのカット率が

カラーレンズ 55%

クリアレンズ 35%

その他にカラーレンズには色がついています(^^;)

 

これが結構くせ者で、パソコンの画面などバックライトがついていて明るい画面を見るときにはちょうど良いのですが

普通に本を読んだり、細かい作業をする際にはカラーレンズは画面が暗いだけですので、少し見えづらくなります。

パソコンやスマホなどの画面を見るのがメインでなければクリアレンズを選んだ方が良いと思います。

 

 

まとめ

加齢に伴って、近くに焦点が合わなくなって来るばかりで無く、目の解像度も落ちてくるので小さなものが見え辛くなってきます。

そうなると老眼鏡では間に合わなくなります。

 

そういう時に便利なのがハズキルーペ、手元の小さなものを大きく拡大してくれますし、視界も広いです。

単に便利グッズというだけで無く高齢者にとって、毎日の生活のQOLを上げ、大げさに言えば人生にハリを持たせてくれるグッズとも言えます。

 

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