乱視が酷い場合、普段使っている乱視用のメガネが外せないと思います。そういう人がハズキルーペを使っても問題やデメリットはないのでしょうか?
乱視が酷くてもハズキルーペは使えるのか
乱視があると、目に合ったメガネをかけていないと、ものが見え辛いと思います。
特に細かい文字などを見るときには乱視だと、メガネ無しではちょっとキツいですよね。
ハズキルーペはメガネ式拡大鏡で、メガネとの重ね掛けが可能です。そして、メガネの上から重ね掛けすればメガネをかけて虫眼鏡でものを見るのと同じ事になります。
乱視用のメガネの上からハズキルーペをかけて使用して全く問題ありません。
ハズキルーペと重ねてかけるメガネは、乱視用のメガネ以外、老眼鏡でも良いし、遠近両用、中近両用、遠距離用の普段かけているメガネでも問題はありません。
ただし、ハズキルーペはルーペ(凸レンズ)ですから焦点距離が近くなります。
ですから、普段ぴったりのメガネ(老眼鏡など)と一緒に掛けると、焦点距離が近くに来すぎて使いづらい場合があるかもしれません
例えば、ハズキルーペの屈折度から行くと年代に合わせた老眼の度数としては
1.32倍=1.3DPT
1.6倍=2.5DPT
1.85倍=3.4DPT
普段、3.5DPTの老眼鏡を使っている人がハズキルーペ1.6倍を使うと、3.5DPT+2.5DPT=5.5DPTとなってしまってかなり焦点が近くに来てしまうと思います。
そういう場合は、若い頃使っていた老眼の度数の低いメガネと重ね掛けするとか、パソコン用に作った少し焦点距離が長めに合うように作った老眼の度数が入ったメガネと重ね掛けするとよく見える場合もあるかと思います。
乱視の人がハズキルーペを使う場合のデメリット
乱視の人がハズキルーペを使う場合、メガネの上から重ね掛けする必要があります。
となると、ハズキルーペクールは小さすぎて重ね掛けは困難ですし、ハズキルーペコンパクトも、重ね掛けできないことはないですが、少し窮屈
ということで、乱視が酷くてメガネの上からハズキルーペを重ね掛けする必要がある場合は、サイズに余裕がある、ハズキルーペラージをを選択しましょう。
ハズキルーペコンパクトを重ね掛け
ハズキルーペラージを重ね掛け(メガネは同じ物)
いずれも同じかなり大きめのメガネを使用しています。
ハズキルーペラージのレンズの倍率は
1.32倍/1.6倍/1.85倍
の3つの倍率の何れも選択可能です。
パソコンなどをよく見るという人はカラーレンズ
パソコンよりも本を読んだり、手元の細かい作業がメインだという人はクリアレンズを選びましょう。
フレームのカラーは全10色、黒、赤、紫、白、チタン、パール、ルビー、ブラックグレー、ニュ-パープル、ブラウンのどれからでも選べます。
まとめ
乱視の人でも問題無くハズキルーペを使う事が出来ます。
ただし、メガネと重ね掛けする必要がありますから、サイズに余裕のあるハズキルーペラージを選ぶようにしましょう。
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