ハズキルーペに老眼の度数はついているのでしょうか
ハズキルーペに老眼の度数がついているとしたら、どの程度の度数なのでしょう
あるいは老眼の度数がついているとしたら、老眼鏡との違いは何なのでしょう
あるいは普通の拡大鏡とハズキルーペの違いは
そんな疑問に答えててみたいと思います。
ハズキルーペには老眼鏡としての機能があります
以前記事に、
「ハズキルーペは老眼鏡として・・・」みたいなこと書いてたらハズキカンパニーさんから、「ハズキルーペは老眼鏡ではありませんので宜しく」という注意喚起のメールを頂いたことがあります。
はい、確かに、ハズキルーペはメガネ式拡大鏡ですから老眼鏡ではなくルーペ(拡大鏡)です。
決して老眼鏡ではありません。
とはいうものの、ルーペ=凸レンズですから必然的に焦点距離は近くに来るようになっています。
焦点距離が近くに来るということは老眼鏡としての機能も持っている事になります。
具体的に言うとレンズの倍率によって違ってきますが、老眼鏡の度数とすると
平均的には
1.32倍=1.3DPT=43歳
1.6倍 =2.5DPT=55歳
1.85倍=3.4DPT=64歳
DPT=ジオプトリー
ですから、ハズキルーペを単に老眼鏡として使うのであれば
1.32倍=40代の老眼の始まったばかりの人
1.6倍=老眼がある程度進んだ人
1.85倍=70代前後以降の世代の人
ということになります。
とはいうものの、ハズキルーペはあくまで、老眼だけでなく細かいものが見えにくくなった人が、手元のものを大きく拡大して見ることが目的の便利グッズです。
あるいは、手元の細かい作業をメガネ式ルーペを使って便利に行い人のためのグッズでもあります。
上記の老眼鏡としての度数は、このくらい近くに焦点が合いやすくなりますよという目安として使った方が良いでしょう。
ハズキルーペと老眼鏡はどう違うのでしょう
一言で言えば、老眼鏡は加齢に伴って、焦点が近くに合わなくなった人の為に、焦点を手前に持ってくるためのメガネです。
見たものは多少大きく見えますが、それほど大きく見える訳でもなく、目的はあくまで焦点距離です。
ハズキルーペはあくまで拡大鏡ですから、手元の小さなものを大きく拡大して見るためのものです。
凸レンズですから焦点距離が近くなることで、老眼鏡的な機能を利用することも可能です。
ただし、老眼鏡のように自分の視力に合わせて焦点距離を調節することは出来ませんから、焦点の合いやすいところに対象物を持ってくる必要があります。
ハズキルーペと拡大鏡はどう違うの
それではハズキルーペは単なる拡大鏡かというと、通常の拡大鏡(ルーペ)は見える範囲も狭いですし、周辺はひずんで見えます。
また、ハズキルーペは焦点が合わせられる範囲が狭いという意見もありますが、普通のルーペに比べると、広い範囲がゆがみなく見ることが出来ますし、焦点を合わせられる範囲も結構広いです。
それが仇になって、普通のメガネと勘違いして、ハズキルーペをかけたままあちこちを見てみたり遠くを見て目がクラクラするという感想を抱く人も居ます。
倍率1.32倍カラーレンズ
まとめ
ハズキルーペは拡大鏡で凸レンズですから、焦点距離が近くに来るので、老眼鏡的な使い方(機能)もできます。
といってもあくまでハズキルーペは拡大鏡ですから、その辺りは勘違いしないようにしましょう。
また、老眼鏡と違って、対象物が大きく拡大されるだけでなく、通常の拡大鏡(ルーペ)に比べても見える範囲は広く、焦点距離を合わせられる距離もずいぶん広くなっています。
ハズキルーペQA大百科、使い方や選び方、プレゼントで贈るならどうする。
コメント