家電製品って、結構旧タイプが混在していて、どれがどれやら分かりにくいって事が結構あります。
このために、旧製品が製造中止で、品薄になっているために、
旧製品=名前が売れている&品薄
ということで、新製品の方が性能が良いにもかかわらず、旧製品の方が実売価格が高いなんてこともよくあります。
ですから、最新の製品にはどのようなものがあって、どういう特徴があるのか分かっていた方が、旧製品を高い値段で購入するような残念な事にならなくて済むと思います。
また、最新型の掃除機を選ぶにしても何を選んで良いのか分かりにくいと思いますので
シャープの最新のキャニスター型の種類と特徴、選び方を一覧にして解説してみました。
製品選びの参考にしてみてください。
キャニスター型掃除機
シャープの掃除機、キャニスター型の一覧
シャープの最新式キャニスタータイプの全製品一覧です。
シャープの掃除機、キャニスター型は大きく分けてコードレス(充電式)とコード式に分かれます。
コードレスはパック式の電池を装着することで動き、コードがないので、コンセントの位置や、コードの取り回しを気にすること無く、お掃除をする事が出来ます。
コード式は、長いコードを引っ張りながら掃除をするので、邪魔くさいといえば邪魔くさいのですが、充電や、電池の残量などを気にせずに、思いっきりお掃除を楽しむ?事が出来ます。
また、コードレス式もコード式も、ゴミの集め方でサイクロン式と紙パック式があります。
サイクロン式は、遠心分離方式で、吸い取ったゴミを集塵器の中にドーナッツ状に集めて、掃除が終わった後、ゴミを直接ゴミ箱などに捨てるタイプです。
紙パック式はおなじみだと思いますが、専用の紙パックにゴミを集めて、いっぱいになったところでまとめて紙パック毎ゴミを捨てるタイプです。
また、今回は紹介していませんが、キャニスター型の他にスティック型の掃除機もあります。
軽量小型で、コードもないので(シャープの最新の製品は全てコードレス式)置き場所も取らず気軽にお掃除できるので、一人暮らしの人やキャニスター型のサブ機として使用する人も多いです。
シャープ掃除機の最新のコードレスタイプを一覧にして比較してみました
シャープ掃除機キャニスター型(コードレスタイプ)の特徴と選び方
サイクロン方式:EC-AS710/EC-AS510
シャープの最新型キャニスター掃除機でサイクロン方式の物は、EC-ASシリーズ(EC-AS710とEC-AS510)になります。
注:EC-AS700とEC-AS500は旧バージョンで、新型の方が15%ほどパワーアップしています。
因みにシャープのコードレス(充電)式の掃除機は、ワンタッチで交換可能なバッテリーパックを使用しています。
最新式であればどの機種でもバッテリーパックは同じ物を使っていますから、共有することが出来ます。
シャープの最新式の掃除機は機種が違っても、バッテリーパック1個あたり
弱モード 30分
自動エコモード 20分
強モード 8分
の連続運転が可能です。
バッテリーが2つ以上あれば、途中でバッテリー切れになっても、バッテリーを交換することで、すぐに掃除を続けることができます。
EC-AS710とEC-AS510の違いと選び方
EC-AS710(カラーはゴールドのみ)
EC-AS510(カラーはピンクとバイオレットの2色)
EC-AS710とEC-AS510は基本的に同じ物と考えて良いと思います。
違いは付属するバッテリーパックの数と若干の付属品の種類だけで
付属するバッテリーパックの数は
・EC-AS710 2個
・EC-AS510 1個
この2機種の価格差は、ほぼバッテリパック(別途購入も可能)の価格差になっています。
お掃除の時間はいつも短時間だし、ダメならバッテリーパックを買い増せば良いという人は、バッテリーパックが1個のEC-AS510を
お掃除は毎回しっかりやりたい、途中で中断するのは絶体イヤ(-_-)、いずれにしろ長期間使用するつもりだからバッテリパックは2個あった方が良いなどの人はバッテリーパックが2個付属しているEC-AS710を選ぶと良いでしょう。
参考:バッテリーパックは約1,100回フル充電可能(毎日充電したとして3年分)
EC-AS710とEC-AS510の特徴
・軽いので持ち運びも軽々
本体の重量が1.8kg、パイプやヘッドなどの手元の質量が1.1kgと、非常に軽量になっています。
コードレスなので片手で持ち上げて、あちこちを自由に動き回って掃除することが出来ます。
キャニスター型ですが、コードや本体に煩わされること無く、狭いところのお掃除も簡単です。
・ヘッドがワンタッチで外せるので隙間掃除も簡単
・段差のある所もストレス無く乗り越える「ラグ越えヘッド」
・ちょっとだけお掃除を中断したい場合の「マジックバランス」
パイプを立てるだけで自動的に運転を停止します
・自走パワーアシスト
ブラシの回転する力で、ヘッド部分が無理なくスイスイと前に進みます。
・簡単バッテリー交換
・コードレスなので、コードの取り回しやコンセントを気にすること無くお掃除が出来ます。
EC-ASシリーズはとにかく軽量でコードレスですから、狭い場所や、今まで掃除しにくかったところもストレス無く掃除が可能、今までなかなかお掃除できなかったところのホコリやゴミもスイスイ綺麗にしてくれるでしょう。
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紙パック方式:EC-AP700/EC-AP500
シャープの最新式キャニスタータイプで紙パック式は
EC-AP700とEC-AP500になります。
紙パック式は昔からあるタイプで、掃除機で吸い取ったホコリやゴミは紙パックの中に集められ、紙パック内のチリやゴミがいっぱいになったところで紙パック毎ゴミを捨てるタイプです。
サイクロン式と同じ電池パックを使います。
連続運転時間はサイクロン式と同じで
弱モード 30分
自動エコモード 20分
強モード 8分
となります。
EC-AP700とEC-AP500の違いと選び方
EC-AP700(カラーはゴールドのみ)
EC-AP500(カラーはピンクとイエローの2色から選択)
EC-AP700とEC-AP500の違いはサイクロン式の時と同じで、付属品が若干異なるほかは付属しているバッテリーパックが2個か1個の違いです。
価格差もほぼ、バッテリーパック1個分の価格差となっています。
布団掃除用のパワーヘッドが付いている分、EC-AP700のほうがお得ではないかと思いますが
そんなに長時間掃除しないし、毎日掃除機を掛ける訳でも内から数年はバッテリーパックは持ちそうだし、というような場合はEC-AP500を選んでも良いかもしれません。
EC-AP700とEC-AP500の特徴
・軽量(本体1.8kg、全体で2.9kg)で、コードレスなので、片手で持ってあちこち移動する事が出来ますし、普段掃除しにくい場所の掃除も楽々です。
・強力パワー
高効率の大風量ターボモーターを採用することで、コード付き掃除機と同等の高いゴミ取り性能を実現
・コードレス(着脱式のバッテリー)なので面倒な電源コードの抜き差しが不要
・紙パック式なのでごみをすてる時にも手が汚れず、フィルターの掃除も不要
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シャープ掃除機キャニスター型(コード式)の特徴と選び方
サイクロン方式:EC-VSシリーズとEC-MSシリーズ
EC-VSシリーズは2段階遠心分離サイクロン方式、EC-MSシリーズは遠心分離(1段)遠心分離サイクロンになります。
2段式の遠心分離タイプは、1段目で綿ゴミや毛などを分離し、2段目で微細なチリなどを分離する方式で、ゴミがより詰まりにくい構造になっています。
EC-VS510とEC-VS310の違いと選び方
EC-VS510(カラーはレッドのみ)
EC-VS310(カラーはゴールドのみ)
EC-VSシリーズは2段遠心分離サイクロン方式です。
EC-VS510とEC-VS310の違いは微妙で分かりづらいのですが、大まかなところを並べて見ると
EC-VS510にあってEC-VS310に無い機能としては
・マジックバランス
掃除機のパイプを垂直に立てると運転が自動停止し、そのままパイプが自律する機能
・すぐ取るブラシ
掃除をしている最中にワンタッチでヘッドの部分がはずれ、そのまますぐ取るブラシで隙間などが掃除できる機能
・掃除機の筒先がドライカーボン採用で手で持つ部分が200g軽い
・付属品
EC-VS510には布団掃除ヘッドと伸縮隙間ブラシが付属しています。
EC-VSシリーズのその他の特徴
・スクリュープレスでゴミを1/5に圧縮、ゴミが舞い散りません
・ラグマットの段差を乗り越える「ラグ越えヘッド」
EC-VSシリーズはコード式ですから、バッテリーの残量を気にすること無く、思う存分お掃除をする事が出来ます(^_^)v
また、2段遠心分離サイクロン方式なので、目詰まりなども起こしにくく、毛などのゴミが多くても、楽々お掃除をする事が出来ます。
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EC-MS310とEC-MS21Tの違いと選び方
EC-MS310(カラーはピンクのみ)
EC-MS21T(カラーはホワイトのみ)
EC-MS310とEC-MS21Tの違いとして
EC-MS310が上位機種にあたり、EC-MS310だけに付いている機能としては
・ラグ越えマットが付いている
・自動エコモードが有り、自動エコモードの時にはフローリングなどの時には吸引力を押さえ、絨毯などの時には自動的に吸引力が強くなるようになっています。
・拭き掃除ブラシがヘッドに付いていて、フローリングなどに付いている微細なほこりを取ってくれます。
・その他付属品として、便利ブラシが付属している。
選び方のポイントとしては自動エコモードが付いているかいないかの違いが最も大きく
細かい仕様にこだわらずコスパを重視するならEC-MS215になりますし、予算の範囲内で機能や付属品が充実している方が良いというのであればEC-MS310を選ぶという事になります。
EC-MSシリーズのその他の特徴
・スリムなボディー
本体幅17.7cmの軽量スリム設計なので、 狭いスペースもスイスイ移動、手に持っても掃除しやすい形状です。
・強力な遠心分離サイクロン
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紙パック式:EC-KP15P
シャープ掃除機コード式で紙パック方式はEC-KP15P、1機種になります。
余計な機能を省き、コスパを重視したタイプです。
EC-KP15P(カラーはホワイトとイエローの2色)
とにかくしっかりお掃除が出来れば余計な機能は要らないという人に最適です。
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まとめ
キャニスター掃除機も、次第にコードレス(充電式)でサイクロン方式の物が主流になりつつあります。
とはいうものも紙パック式の掃除機も、構造が簡単なことやフィルターの掃除が要らないことなどから根強い人気が残っています。
また、バッテリー式だとバッテリーの残りをある程度気にしながら掃除する必要があり、しっかり掃除したい場合にはコード式も捨てがたいものがあります。
ただし、シャープの最新式の掃除機はキャニスター型もスティック型もバッテリーが統一されていて、共用出来ますから、スティック型と合わせてシャープ製品で揃えることで、複数のバッテリーパックを共用し、交換しながら使用することでバッテリーの残量をあまり気にすること無く掃除をすることも可能です。
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