記事内に広告を含む場合があります。

ココイルグルタミン酸Na(シャンプー洗浄成分辞典)

シャンプー

 

シャンプーに使われている洗浄成分「ココイルグルタミン酸Na」じゃアミノ酸系の洗浄成分です

ココイルグルタミン酸Naの特徴や

シャンプーの洗浄成分としてのメリットやデメリットについて解説します。

 

ココイルグルタミン酸Naの特徴

ココイルグルタミン酸Naはグルタミン酸とヤシ油脂肪酸から構成された代表的なアミノ酸系の洗浄成分です。

比較的高価な成分ですが、肌のバリア成分を残しながら余分な皮脂や汚れを洗い流す洗浄力が優れており、

低刺激のため敏感肌用シャンプーを始め、高級シャンプー、育毛シャンプーや子供用シャンプーなどをはじめ、洗顔クリーム、石けんなど多くの製品でも使用されています。

 

皮膚と同じ弱酸性を示し、水道水に含まれるミネラルと反応しにくいため洗浄後もつっぱりにくくしっとりした柔軟効果もあります。

ココイルグルタミン酸Naのは、代表的なアミノ酸系界面活性剤として広く使用されており、皮膚刺激性はほとんどなく、

軽度の眼刺激性が起こる可能性はありますが、アレルギー性(皮膚感作性)もみられないため、他の洗浄成分に比べ、かなり安全性の高い成分です。

 

アミノ酸系の洗浄成分の中では比較的に、洗浄力は強くなります。

 

安全性が高く、低刺激、仕上がりはしっとり

比較的高価なシャンプーに使われることが多く、ごく一般に市販されている安価なシャンプーには使用されることは少ないです。

 

別名
・N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸ナトリウム液
・ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸Na

 

シャンプーや化粧品に配合される場合は、

  • 気泡、洗浄
  • 乳化

洗顔料&洗顔パウダー、シャンプー製品、ボディソープ製品、クレンジング製品、スキンケア化粧品などに使用されています。

起泡・洗浄

洗浄力および起泡力を有しており、毛髪に対する親和性も高く、かつ硬水中でも優れた起泡性を示すことから広範囲に使用できるのが特徴です。

乳 化

乳液やクリームに0.1%-0.5%添加することで乳化安定剤として使用されることがあります。

 

ココイルグルタミン酸Naのメリット

とにかく安全で低刺激です。

アミノ酸系のシャンプーに広く使われています。

 

皮脂を根こそぎ洗い流さず、適度に残してくれるので、ココイルグルタミン酸Naを使用しているシャンプーは、リンスやコンディショナーなどで髪をコーティングするシリコン系の成分を補う必要が無く

リンスやコンディショナーは不要で、通常はノンシリコンシャンプーとなります。

 

刺激が少ない洗浄剤のため、頭皮や肌が弱い人にオススメ

 

ココイルグルタミン酸Naのデメリット

洗浄力がマイルド

逆にいえばこれがメリットともいえるのですが、

起泡性が低く、ぬるぬるした感触なので

高級アルコール系(市販のシャンプーにごく一般に使われている洗浄成分)の強い洗浄力に慣れていると、イマイチさっぱり感に乏しいという感じがすると思います。

 

刺激がとても少ないために、すすぎ不足になることが有り、洗い残しが出てかゆみが出るといった話もあるので、

すすぎは、きれいに洗い流したと感じても、他の成分のシャンプーと同じようにしっかり行う必要があります(アミノ酸系洗浄成分に共通の特徴)

逆に、高級アルコール系のシャンプーは刺激が強すぎて、かゆみも出にくいのかもしれません。

 

まとめ

ココイルグルタミン酸Naはアミノ酸系シャンプーの代表的な洗浄成分で

洗浄力がマイルドで髪や頭皮に対する刺激が少なく安全性の高い洗浄成分です。

 

アミノ酸シャンプー全般に言える事ですが、頭皮や髪の皮脂を適度に残してくれるので、シャンプーやリンス、コンディショナーでシリコンを添加して髪をコーティングする必要が無いので

メインの成分として使われている場合は、通常、ノンシリコンシャンプーになります。

アミノ酸シャンプーにコンディショナーはいらないって知ってましたか

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました