ハズキルーペ、元々は知る人ぞ知る便利グッズだったんですが、テレビCMが始まって、結構多くの人が知るようになってきました。
でも、ハズキルーペにはいくつかの種類があって、使う目的や使い方などによって、最適な物を選ばないと、せっかく手に入れても使いづらいという事になりかねません
そこでハズキルーペの種類や特長、サイズや倍率、そして選び方などについて解説します。
注:ハズキルーペの販売会社の名称が2017年9月1日から
「プリヴェAG 株式会社」から
↓
「Hazuki Company株式会社」に変更になっています。
ハズキルーペにはどういう種類があるの
ハズキルーペにはどういう種類があるのでしょう
ハズキルーペは大きく分けて3種類
ハズキルーペは大きくわけて3種類あります。
・ハズキ ラージ
・ハズキ コンパクト
・ハズキ クール
そしてそれぞれの種類ごとに
フレームの色が赤、黒、紫、白、チタン、パール、ルビー、ブラックグレー、ニュ-パープル、ブラウンの10色
倍率は1.32倍、1.6倍、1.85倍(クールにはこの倍率はありません)の3種類
レンズは無色透明のクリアレンズとややダークがかったカラーレンズの2種類
これらを組み合わせた種類を選択出来ます。
例
ハズキ ラージ(フレーム赤、1.32倍、カラーレンズ)
ハズキ コンパクト(フレーム黒、1.6倍、クリアレンズ)
などなど
ハズキルーペの特長、サイズや倍率は
ハズキ ラージ
ハズキ ラージ カラーレンズタイプ
ハズキルーペの中では1番大きいタイプとなります。
サイズに余裕があるので、メガネの上からかけて使う事が出来ます。
注:ハズキルーペはメガネの上からかけて使う事を想定していますが、ハズキコンパクトの場合、大きめのメガネだと使いづらいと思います。
本体サイズ
W145mm×H45mm
レンズサイズ
W136mm×H42.5mm(1.32倍、1.6倍タイプ)
W128.6mm×H42.5mm(1.85倍タイプ)
フレーム長
164.5mm
重さ
1.32倍タイプ:22g
1.6倍タイプ :27.5g
1.85倍タイプ:26.5g
ハズキ コンパクト
ハズキコンパクト カラーレンズタイプ
ハズキルーペの標準タイプになります。
スマートでファッショナブルなスタイリングで、メガネとしてかけていても違和感がありません。
本体サイズ
W142mm×H35mm
レンズサイズ
W127mm×H31.5mm
フレーム長
158mm
重さ
1.32倍タイプ:18.3g
1.6倍タイプ :22.6g
1.85倍タイプ:22.6g
ハズキ クール
ハズキ クール カラーレンズタイプ
3種類のハズキルーペのなかでは1番小さなタイプです。
主に携帯用として使われることを想定しています。
拡大率などはそのままで、カバンや胸ポケットにすっぽりはまる、シリーズ最小最軽量の設計になっています。
本体サイズ
W145mm×H27.3mm
レンズサイズ
W127mm×H23.5mm
フレーム長
159.3mm
重さ
1.32倍タイプ:16.1g
1.6倍タイプ :19.5g
ハズキルーペの選び方は?
ハズキルーペ、クール、コンパクト、ラージのどれを選ぶか
ハズキルーペ3種類(クール、コンパクト、ラージ)のうちどれを選ぶかについては特にこだわりがないなら、選択はコンパクト(標準タイプ)になります。
スタイルも良く、使いやすいと思います。
ハズキ コンパクト クリアレンズタイプ
一方、ハズキ クールは、携帯して外出先などで使う事を想定しています。
例えば、買い物をしている最中に商品の裏などに書いてある小さな文字の注意書きなどを読みたい時や、本屋さんに立ち寄った時に立ち読みをする、あるいは営業などで出先で書類を見るような時に使うなどというような場面で使うと便利だと思います。
別に標準サイズのハズキ コンパクトを持ち歩いて使っても悪いことはないですが、普段持ち歩くにはちょっと邪魔になるかもしれません。
あまり使う機会が無いけれど、ちょっとした時に、そう言えばハズキ クールがカバンに入っていたということになれば、助かりますよね。
ハズキ ラージ カラーレンズタイプ
ハズキ ラージはサイズが大きいので、普段使っているメガネが大きめの場合、メガネの上からかけて使う場合に使いやすいです。
ハズキコンパクトだと、メガネの上からかけて使うとキチキチですし、大きめのメガネだとかけずらいと思います。
また、ラージは視界も広いので、より広い範囲が見やすい場合もあります。
レンズの倍率の選び方
ハズキルーペの場合メガネのようにかけて使うため、単に倍率が大きければ良いというものでもありません
ハズキルーペの悪い口コミの中で1番多いのが、目がクラクラした、目に合わなかったというものですが、ほとんどの場合焦点距離の調整がうまくいかなかったのではないかと推測されます。
1.32倍のレンズの場合に合わせられる焦点距離はおおよそ50~70cm
1.6倍のレンズの場合は30~40cm
1.85倍の場合は22~28cm
これにプラスして、本人の老眼の度数が入ってきますから、若い人だと比較的近くに焦点が合いやすい、年齢と共に遠くに焦点を合わせやすくなるという条件が加わってきます。
ハズキルーペはあくまでルーペ(拡大鏡)であって老眼鏡ではありませんから、ある程度焦点を合わせやすい所に対象物を持ってくる必要があります。
あるいは、以前使っていて老眼の度が低くて合わなくなった老眼鏡などを重ねて使うことで、より適度な焦点距離に近づけるという裏技もあります。
時々、単に見えるもの(風景)を全て拡大してくれるメガネだと勘違いしている人がいますが、
手元の物を拡大して見るための物で
ハズキルーペをかけたまま動き回ったり、遠くを見ることができないことは理解しておく必要があります。
ハズキルーペ倍率のおすすめは?使うシーンや年齢に合わせて選ぶコツ
ハズキ・コンパクト カラーレンズタイプ
クリアレンズかカラーレンズか
クリアレンズは無色透明ですが、目に悪いといわれているブルーライトを35%カットしてくれます。
一方、カラーレンズの方のブルーライトカット率は55%です。
ここで注意するのは、カラーレンズはブルーライトカット率だけでなく、光そのものを多少カットしますから、パソコンやスマホなどバックライトのついている明るい画面を見るのには適していますが
少し薄暗いところで文字を読むような場合は、光量が不足して文字が読みにくくなることがあります。
ですから、カラーレンズタイプはどちらかというとパソコンやスマホなどの明るい画面を見ることが多い場合に選んだ方が良いと思います。
クリアレンズはより明るく鮮明に小さな物を拡大して見たい時に適しているということになります。
ハズキルーペのレンズはカラーレンズ、クリアレンズのどちらを選ぶ?
ハズキルーペの旧バージョンの紹介
注:2019に入り旧バージョンはさすがにほとんど無くなりましたが、時たま旧バージョンの名前が出てくることがあるので参考までに下に記載しておきます。
名称にはPart2、Part3、Part5、ペアルーペなどがあります。
レンズの色にグラデーションがかかっているもの(旧Part3のカラーレンズタイプ)
旧タイプのクリアレンズタイプはブルーライトカット率0%
カラーをオニキスブラック、ルージュレッド、スターバイオレットなどと表示しているもの
ハズキルーペPart3カラーレンズタイプ
ペアルーペ
まとめ
ハズキルーペはルーペですし、既製品ですから、普通のメガネのように自分の視力に合わせて最適の焦点距離に合わせることは困難です。
(老眼鏡でも年齢と共に焦点距離が合わなくなって(遠くなって)行きます)
ただし、細かいものが見えにくい、少し大きくしてみたいという人には、とても便利なスグレものグッズです。
片手で虫眼鏡を持ちながら、細かい作業なんて出来ないですね。
釣りの仕掛け作りやプラモデルの作成、クラフトワークや読書、あるいは見にくい小さな文字の説明書を見る時にハズキルーペがあればどんなに便利なことか、1度使ってみるとよく分かると思います。
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