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ハズキルーペとは?何のために使うのか、あると何が良いのか

メガネ

 

ハズキルーペとは?

最近はCMでお目にかかることも多くなりましたが

ハズキルーペは何のために使うのか?

あったら何が良いのか?

何でハズキルーペなの、他のものじゃダメなの?

 

など、なんとなくもやもやしているであろう疑問に答えてみたいと思います。

 

ハズキルーペラージ

ハズキルーペ

 

ハズキルーペとは?何のために使うのか

ハズキルーペはメガネ式拡大鏡です。

メガネ式だから、手元のものを大きく拡大して見ながら、しかも両手は自由に使える便利グッズです。

なんですが・・・

 

ハズキルーペって結構昔から売られていたんですよ。

でも何で、最近になってハデにテレビでCM出したり、電気屋さんやホームセンターなんかでもよく見かけるようになったのか

 

老眼でスマホの文字が見えない人

なぜか・・

別にブームになった訳でもないです。

答えは「目が悪くなった人が増えたから」

って言うと「そんなわけないでしょ」

と思われるかもしれませんが、これは事実

 

令和2、総務省が9月20日に公表した「統計からみた我が国の高齢者―『敬老の日』にちなんで―」によると65歳以上の人口は

3617万人

総人口が1億2671万人ですから、日本人の約29%が65歳以上の高齢者です。

しかも、人口予測では20年後にはこれが35%という驚くべき割合に増えていくことが予測されています。

日本人3人に一人が高齢者という社会です。

 

老眼の人

それがハズキルーペとどう結びつくのかというと

40歳を過ぎるとほとんどの人に老眼が始まります。

自分は見えていると思っていても、焦点を合わせられる最短距離は確実に遠くなっています。

 

遠くは見えても近くは見えない

というと、老眼鏡かければいいじゃないかという人がいるのですが、視力の低下は焦点距離だけではありません

 

加齢に伴って目のレンズ=水晶体に濁りがでてきます。

因みに加齢性白内障にかかっている人の割合は軽度なものも含めると

40代 40%

50代 65%

60代 75%

70代 85%

80代 ほぼ100%

というデーターもあります。

 

白内障はともかく、加齢に伴い確実に目のレンズに濁りが出てきて、目に映る画面が暗くなったりぼやけてきます。

あるいはさらに、加齢と共にお肌と同じようにレンズの表面にも弾力がなくなり、スムーズでなくなってきます。

 

その結果、デジタルテレビの画面が昔のアナログ放送のようにニコンの最高級のレンズが安物のカメラのレンズのように写りが悪くなっています。

 

言うなれば、300万画素のドライブレコーダーなら簡単に読み取れる対抗車のナンバーが30万画素のドライブレコーダーの映像ではさっぱり読み取れないようなものです。

 

虫眼鏡で本を読んでいる人

見たことがあるかもしれませんが

お年寄りが老眼鏡をかけて、さらに虫眼鏡などで新聞を読んでいるなどと言うことがありますが

老眼鏡で焦点を合わせられても、小さな文字が読めない

 

まさに、CMで渡辺謙が

「本当に世の中の文字は小さすぎて読めな~い!!」

「新聞も、企画書も小さすぎて読めな~い!!」

と怒鳴っている通りです。

 

それに例えば文庫本を読むときには片手で本を支え、もう一方の手でページをめくると思いますが、ルーペを持ちながらとなるとずいぶん面倒な事になります。

 

手元の細かい作業をしている人

あるいは細かい手元の作業

針に糸を通す

プラモデルの部品をくっつける

釣りの仕掛けを作る

 

いずれも片手じゃ出来ないですよね(ルーペを持つ手は使えない)

あるいは歯医者さんが虫眼鏡で口の中をのぞき込みながら片手で歯を削ろうとしたら

オイオイ大丈夫かよ(^_^;)\(・_・) オイオイ

って絶対思うと思います。

虫眼鏡を使って治療している歯医者

 

現代は高齢者でも細かい文字を見たり細かい作業をするようになった

昔は平均年齢も若く、定年なども若かったので、高齢者がデスクワークをしたり、細かい作業をする事も少なかったですけど、今は健康で長生きする人も増えましたし、仕事ばかりでなく、自分の趣味の事をエンジョイする人も増えました。

とはいっても、視力の衰えは昔の人と同じようにやってきます。

 

平均寿命が長い分、ものがよく見えない期間が長くなり、何とかしたいと思う人も増えています。

そういう点で細かいものを大きく拡大してくれるメガネというものの必要性が高くなっています。

 

ハズキルーペ

 

ハズキルーペは何が良いのでしょう、他の安いものじゃダメなの

類似品の安いものでも見えればいいんじゃないの

例えば、普段は本を読んだり、細かい作業をするのにそれほど支障はないけれど、時たまパソコンの裏側のねじを締めるときに、両手が使えるメガネ式拡大鏡があれば便利だね、というような場合は、取り敢えず拡大出来るものであれば何でも良いかもしれません

銀行などに置いてある汎用の老眼鏡のようなものです。

 

そうは言っても、年齢と共に細かいものが見えにくくなってきます。

安い物だと、レンズが滑らかでなかったり、ゆがみがあったり、フレームのねじが外れたり、折れたりする事もあります。

特に日常的に使っているものであれば、使用している時間も長いですし、日に何度もかけたり外したりします。

 

パソコンで作業をしていれば1時間ぐらいはあっという間に過ぎますし

読書も1時間、2時間続けてと言う場合もあります。

そういう時にレンズにゆがみがあったり、左右のバランスが悪かったり、ねじが外れたりとかなると

目が疲れたり、作業が出来なくなったりとかするとかなればと考えれば安ければ良いというものでもありません。

 

ハズキルーペと偽物

 

有名メーカー品だということ

ハズキルーペは有名メーカー品で日本製です。

ソフトフレームですから破損する可能性も小さい。

となればプレゼントとして贈ってもなんら違和感がありません

 

誕生日プレゼントとして100均のルーペとか老眼鏡は贈れませんよね。

その辺はハズキルーペにはブランド品としての知名度があります。

 

ファッション性に優れている

ハズキルーペはファッション性に優れていますから、普段かけていても違和感ないと思います。

最近は歯医者さんとかよくかけていますが、かっこいいイメージはあっても

あれ何、と思う人はいないでしょう。

 

UV、ブルーライトカット機能がある

ハズキルーペはUVを99.99%カット、ブルーライトを35%(クリアレンズ)~55%(カラーレンズ)カットしてくれます。

紫外線(UV)は老人に多い白内障の原因になりますし、ブルーライトも網膜などを痛める可能性があります。

高齢者には視力を維持する重要な役目を担っている黄斑がダメになる加齢黄斑変性なども増えていますから、UVやブルーライトをカットしてくれる機能があれば、多少なりとも目を保護することになります。

 

まとめ

少子高齢化で、高齢者の割合が増加しています。

歳をとれば目は見えなくなるもの、老眼になって単に近くが見えなくなるだけでなく、小さなものも見えにくくなります。

メガネ式拡大鏡のハズキルーペなら、老眼鏡だけでは不足する視力をカバーしてくれます。

 

ちょっと使いなら安物の類似品でも良いのでしょうが、ある程度の年齢になったら、メガネは必需品、しっかりしたものが必要になってきます。

職業によっては、あるいは立場のある人ならそれなりのブランド品でないと恥をかく場合もあります。

そういう点でハズキルーペならプレゼントとして贈っても何ら問題無い便利グッズです。

 

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