玄米を精米したてのご飯はとても美味しいと言いますが、その為には家庭用精米機が必要です。
でも、家庭用精米機って、今まで使ったことのない人にとって何を選んでいいか分からないと思います。
売れ筋、性能、価格?何を重視して選べば良いのでしょう
目次
家庭用精米器は何を基準に選べば良いのでしょう
攪拌式で、1度の精米量が3~5合程のもの
精米器にはお米屋さんが使うようなものや、コイン精米器のように大量の玄米を精米するものもありますが
家庭用精米機の場合、そんなに大量のお米を精米する必要はありません
そもそも、大量のお米をまとめて精米するのならコイン精米器を使えば良い訳で
毎日精米したての、美味しいご飯が食べたいという目的から考えれば、せいぜい5合程度精米出来れば充分なはずです。
数日分、まとめて精米したいという場合でも、5合の玄米を精米するのに数分程度しかかかりませんから、2、3回程に分けて精米すれば良い訳で、5合程度精米出来る機種でも充分間に合います。
また、それ以上精米出来るものは価格が高くなったり、大きさが結構あったりして邪魔になるため一般的ではありません。
そうなると攪拌式の3~5合程度精米出来る精米器が一般的になります。
攪拌式の精米器は精米時間も数分ほどで騒音もさほど大きくなく、気になるほどではありません
その他の性能としては
分づきが出来る
大概の家庭用精米機には分づき機能が付いています。
分づきとは完全に白米にしてしまうのではなく半分程度とか8分程度に精米するもので
玄米はちょっと食べにくいけど、健康に良いから、半分程度精米したお米を食べてみたいというような場合に便利です。
手入れが簡単なこと
精米したあとは結構な量の米糠が出ます。
場合によっては毎日精米する人もいるでしょうから、精米したあとのお手入れが簡単なことが大切です。
目先の機能や、一時的な人気に囚われない
精米器という製品の特長として、そんなに画期的な製品は出ませんし、実用上どうなんだろうという機能を付加して一時的に人気が出ている製品もありますが
そういう製品に目を奪われると、意外と使いづらかったりします。
異常に安価なのに特殊な機能が付いているからと選んでしまって、実は、1回精米すると40分くらいクールダウン(精米せずにしばらく電源を切っておくこと)しないと使えないような、カタログなどに出てこない性能面で、問題があるものも存在します。
その他の細かい機能にこだわらない方が良い
そのほかにも
・無洗米
・胚芽米
・白米磨き
・お米の種類選択
などのモードも付いていますが、そういうことも出来る程度で、家庭用精米機に余り期待しない方が良いと思います。
おすすめの精米器
精米器で今お勧めするとしたらまずは次の2機種になります
いずれも山本電気の
・MB-RC52(匠味米):道場六三郎さんプロディユース
カラーは白、黒、赤の3色
・YE-RC41(Bisen):MB-RC52の上位版
カラーは白、赤の2色
MB-RC52W(匠味米)ホワイト
YE-RC41W(Bisen)ホワイト
なぜこの2機種(シリーズ)をお勧めするのかというと
ここ数年のロングセラー
精米器ってのは、基本的機能に、大きな変更はほとんど無く、同じ製品が長らく使われていることがほとんどです。
新製品と言っても、目先を変えているだけで中身は同じです。
その中で、この機種は、数年前から必ず、売れ筋ベスト3の中にどちらか、あるいは両方がランクインし続けています。
一時的に売れていても、直ぐに売上げが落ちていく製品が多いですが、この2機種だけは別格で、長期間売れ続けています。
日本製だということ
この手の製品は、安価に製造出来ると言うことで外国製品のものがほとんどですが、山本電気のMB-RC52(匠味米)とYE-RC41(Bisen)だけは安心の国産(日本製)です。
だからどうなのという人もいますが、目に見えない部分や、微妙な使い勝手という部分で、やはり日本製という安心感があります。
口コミなどをみても、他社の製品だと
「何じゃそれ」「あり得ないだろ」みたいなものが散見されますが
この2機種に限っては、ほとんどそういう口コミやコメントは見られません
MB-RC52B(匠味米)ブラック
YE-RC41R(Bisen)レッド
MB-RC52(匠味米)とYE-RC41(Bisen)どちらが良いの
はっきり言って基本性能にさほど違いはありません
YE-RC41(Bisen)の方が値段が高い分
・微妙に性能が高い?(精米する時の音がやや小さいなど)
・操作性が若干良い?(操作パネルの違い)
・見た目が高級感がある
くらいです。
あとはお好みで決めれば良いと思います。
もう少し価格が手頃でおすすめは?
山本電気の2製品は1万円以上しますから、できれば1万円以下の製品でということになるとおすすめは
ツインバードの製品で
MR-E500(精米御膳)シリーズ
・MR-E500
・MR-E520
MR-E500
MR-E520
があります。
一応、番号が大きいほど最新機種ですが、性能に大差ありません。
山本電気のMB-RC52(匠味米)やYE-RC41(Bisen)と比べて、基本性能はほとんど変わらず、売れ筋としては山本電気の製品についで、ロングセラーとなっています。
違いは
・中国製なのでやや信頼性が落ちる(初期不具合など)
・操作スイッチがアナログ
という点です。
なおMR-E500(精米御膳)シリーズの上位版として
MR-E750(精米御膳)シリーズの
MR-E751(精米御膳)があります。
基本性能にさほどの違いはありませんから値段を追求するならE-500シリーズで充分だと思います。
MR-E750も山本電気のMB-RC52(匠味米)もほぼ同額ですから、これを選ぶのであれば個人的には山本電気の製品をおすすめします。
その他
その他のおすすめとしては
タイガー RSE-A100
有名メーカーのタイガー製ということで根強い人気があります。
この製品も山本電気、ツインバードの製品に続くロングセラー商品です。
タイガー RSE-A100
注:2019.6現在、バージョンアップ製品のRSF-A100が販売されています。
まとめ
精米器はある程度枯れた技術が使われていて、画期的な製品というのはほとんど出ませんし
たまに新製品が出てもデザインや操作スイッチが変更されている程度ですから
目先の人気に囚われず、ロングセラーの製品を選んだ方が間違いがないと思います。
使い勝手が悪かったり、性能に問題があれば長期間売れ続けることはありません。
その点で、おすすめするのは、ずっと変わらず売れ筋に入っている
山本電気のMB-RC52(匠味米)とYE-RC41(Bisen)
値段を追求するならツインバードのMR-E500(精米御膳)シリーズ
大手メーカーということであればタイガーのRSE-A100
ということになります。
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